アティラウ
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アティラウ Атырау | |||
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位置 | |||
座標 : 北緯47度07分 東経51度53分 / 北緯47.117度 東経51.883度 | |||
行政 | |||
国 | カザフスタン | ||
州 | アティラウ州 | ||
アティラウ | |||
人口 | |||
人口 | (2015年現在) | ||
域 | 217,866人 | ||
その他 | |||
等時帯 | UTC+5 (UTC+5) |
アティラウ(カザフ語: Атырау、Atyrau)は、カザフスタン共和国の都市。アティラウ州の州都。同国最大の都市アルマトイから2700km西方に位置し、ロシアのアストラハンの東方350kmにある。1991年までは、グリエフ(Гурьев、Guryev)といった。
地勢
[編集]ウラル川の三角州にあり、カスピ海に面した港町で、アクタウと並んでカザフスタンの主要な港湾都市である。海抜-20m。 市内を流れるウラル川がアジアとヨーロッパを隔て、1つの市がアジアとヨーロッパの2つに跨っている。 石油産業が盛んで、今日では市の人口の90%はカザフ人となった。
歴史
[編集]ヒヴァやブハラとの交易を専門にしていたロシア人貿易商が、ウラル川の河口に木製の砦を1645年に築いたのが町の起源である。 砦はコサックに略奪され、石の堅固な要塞に再建され、コサックからの襲撃から守るためにモスクワ大公のアレクセイは、銃兵隊を派遣した。しかし、1667年にステンカ・ラージンの手に落ち、戦略的重要性の無くなった1810年、要塞は取り壊された。
産業
[編集]アティラウの南350kmには、テンギス油田があり、2009年にカザフスタン・中国間石油パイプラインが建設され、中国へ石油が輸出されている(新グレート・ゲーム、真珠の首飾り戦略)。