アビー (企業)
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(アビー株式会社から転送)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜1丁目17番12号 |
設立 | 2004年 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1020001052533 |
事業内容 | PC、PCパーツ、PC関連商品の企画、開発、販売、PC関連プロダクトデザインの企画、設計、製作 |
代表者 | 破産管財人 原田雅紀[1] |
資本金 | 1000万円 |
主要子会社 | 株式会社オープンキューブ |
関係する人物 | 坂口信貴(前代表取締役社長) |
外部リンク | https://abee.co.jp/ |
アビー株式会社(あびー、英名Abee Corporation)は、かつて神奈川県横浜市に本社を持ち、主に自作パソコン向けPCケースや電源ユニット等のPCパーツの販売を行っていた企業。
概要
[編集]パソコンおよび関連機器メーカーのソルダム(2008年(平成20年)倒産、星野アイエヌジーに移管)に参加し、取締役企画室長をしていた坂口信貴がソルダムを退社後2004年(平成16年)設立[2][3]。
2013年から子会社オープンキューブの企画・生産により3Dプリンターの発売を開始。翌2014年には3Dプリンターの企画・開発・販売をアビーに統合[4]。そして光造形法の3Dプリンターを低価格で発売[5]。
その後はモバイルバッテリーなどの周辺機器中心へと移行し、PCケースは在庫品のみとなって一部パーツショップ及び通販サイトに限り発売するようになった[6]。
2018年(平成30年)12月18日、横浜地裁において破産手続き開始決定を受けた[1][7][8]。負債額は約一億四千万円。破産管財人を通じ、アビーの登録商標及び同社の製品の製造・サポートは、株式会社コンピューケース・ジャパンへ移譲された[9]。2019年(令和元年)現在、モバイルバッテリーがメーカー名を替えた状態で発売されているが、今後のPCケースなどの発売については不明[10]。
アビーは2020年1月17日に法人格が消滅した。その後、コンピューケース・ジャパン社が一部Abee製品の商標を継承、2021年には4年ぶりにAbeeブランドのPCケースが発売された。
主な事業
[編集]- PC、PCパーツ、PC関連商品の企画、開発、販売
- PC関連プロダクトデザインの企画、設計、製作
主な商品
[編集]PCケース
[編集]- AS Enclosureシリーズ
- smartシリーズ
- acubicシリーズ
- METHODシリーズ
PCケースオプション
[編集]- NANO TEK FAN
周辺機器
[編集]- HDDケース: AS Silencer
電源ユニット
[編集]- Supremerシリーズ
- ZESTシリーズ
- ACアダプタ
3Dプリンター
[編集]- SCOOVO X9H
- SCOOVO MA30
- SCOOVO MA10
モバイルアクセサリ
[編集]- スマートフォン用アルミジャケット
脚注
[編集]- ^ a b アビー(株)(神奈川)/家庭用電気機器卸 - Net IB News
- ^ アビー 代表取締役 坂口信貴 - 週刊BCN 2004年12月20日付 Vol.1069 掲載(2012年1月23日の時点のアーカイブ)
- ^ Abeeのオリジナル高品質アルミ製PCケース第1弾が発売 - AKIBA PC Hotline! 2005年4月9日号
- ^ アビーとオープンキューブが3Dプリンター事業を統合『SCOOVO X4』を発売、週刊アスキー、2014年6月9日、2019年8月13日閲覧
- ^ アビーが安価な“本格”光造形3Dプリンタを投入、ITmedia PC USER、2014年9月2日、2019年8月13日閲覧
- ^ アビーが破産手続き開始。負債総額は約1.4億円、エルミタージュ秋葉原、2018年12月28日、2019年8月13日閲覧
- ^ アビー(株)(神奈川)/破産手続き開始決定 - JCNET
- ^ アビーが破産手続きを開始、星野金属の元スタッフが設立したPCパーツメーカー - AKIBA PC Hotline、2018年12月29日
- ^ 商標権譲受に関するお知らせ、コンピューケース・ジャパン、2019年1月10日、同年8月13日閲覧
- ^ 倒産したアビー製品を新ブランドで展開、コンピューケースのモバイルバッテリーが店頭入荷 - AKIBA PC Hotline、2019年6月13日、同年8月13日閲覧
外部リンク
[編集]- アビー株式会社 - 現在はコンピューケース・ジャパンのHPへ移行