アマミエビネ
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アマミエビネ | |||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||
CRITICALLY ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Calanthe amamiana Fukuy. (1910) | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
アマミエビネ(奄美海老根) |
アマミエビネ(奄美海老根、学名:Calanthe amamiana)は、ラン科エビネ属の多年草。地生ランである。
琉球列島(奄美大島、請島)に分布する。発見時には独立種として新種記載されたが、その後はエビネの変種とされたり、またはキリシマエビネの変種とされたりしている。2023年時点では、YListでは独立種[1]、Plants of the World Online, Kew Scienceではエビネの変種とされている[2]。
春先に新葉とともに高さ30cmほどの花茎を伸ばし、3月中〜下旬にかけて10〜20数個の花を総状花序につける。花色は白や淡紫色、淡紅色、あるいは唇弁だけ赤紫色などと個体により様々。自生地では、受粉をオキナワヒゲナガハナバチ1種に大きく依存しているとの研究がある[3]。
かつては広葉樹林の林床にごく普通に見られたが、森林伐採や園芸目的の乱獲により激減した[4]。環境省のレッドリスト2020では独立種として絶滅危惧I-Aと評価されている。現在は鹿児島県条例により採取が禁止されている。
脚注
[編集]- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2007-) 「植物和名ー学名インデックスYList」(YList),http://ylist.info( 2023年10月19日)
- ^ Plants of the World Online, Kew Science ( https://powo.science.kew.org/ )
- ^ Naoto Sugiura 2022 Floral and pollination biology of the critically endangered insular orchid Calanthe amamiana: Implications for in situ conservation. Plant Species Biology, 37(4): 294–303.
- ^ 鹿児島県 2016 改訂・鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物-植物編