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アラン・パスクァ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アラン・パスカから転送)
アラン・パスクァ
Alan Pasqua
出生名 Alan James Pasqua
生誕 (1952-06-28) 1952年6月28日(72歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニュージャージー州ローゼル・パーク
ジャンル ジャズ
ロック
フュージョン
職業 ミュージシャン
作曲家
担当楽器 キーボード、ピアノ
活動期間 1970年代 -
レーベル Postcards、Cryptogramophone、ムーンジューン・レコード、BFM Jazz、Fuzzy
共同作業者 ジャイアント
ニュー・トニー・ウィリアムス・ライフタイム
公式サイト www.alanpasqua.com

アラン・パスクァ[1]Alan Pasqua1952年6月28日 - )は、アメリカ合衆国ジャズ・ピアニスト、教育者、作曲家である。彼はインディアナ大学ニューイングランド音楽院で学んだ。ドラマーのピーター・アースキンが参加したパスクァのアルバム『Standards』は、2008年のグラミー賞にノミネートされた。セッション・ミュージシャンとして、ボブ・ディランサンタナシェールマイケル・ブーブレエディ・マネーアラン・ホールズワースジョー・ウォルシュパット・ベネターリック・スプリングフィールドジョン・フォガティ松任谷由実とともにツアーやレコーディングを行っている。彼はオリジナルの『CBSイブニングニュース』のテーマを共同で作曲した。また、ポップスやロック・ミュージックで幅広いキャリアを積んでおり、特に1980年代のハードロック・バンドであるジャイアントの創設メンバーにして、キーボード奏者、ソングライターとして活躍している。

略歴

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パスクァはニュージャージー州ローゼル・パークで育った[2]

パスクァはニュー・トニー・ウィリアムズ・ライフタイムに加入し、アルバム『ニュー・トニー・ウィリアムズ・ライフタイム』と『ミリオン・ダラー・レッグス』に参加した。それから、エディ・マネーのバンドと共演し、その後はボブ・ディランのバンドに参加することになった。パスクァはディランの2枚のアルバム(『武道館』と『ストリート・リーガル』)をレコーディングしている。1980年代には、ジョン・フォガティとアルバム『アイ・オブ・ザ・ゾンビー』、スターシップとアルバム『ノー・プロテクション』、アラン・ホールズワースとアルバム『サンド』で演奏し、カルロス・サンタナによるアルバム『マラソン』『ジーバップ!』『ハバナ・ムーン』にキーボード奏者として参加した。

彼は1980年代後半のロック・バンドであるジャイアントの結成メンバーであり、バンドの最大のヒット曲である「I'll See You in My Dreams」を共同で作曲した。

2017年、パスクァはディランのノーベル文学賞の録音されたスピーチに、クレジット無しで「バックグラウンド-y」としてピアノ伴奏を提供した[3]

ディスコグラフィ

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ソロ・アルバム

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  • 『ミラグロ』 - Milagro (1994年、Postcards)
  • Dedications (1995年、Postcards)
  • Lee Ritenour – Alive in L.A. (1997年、GRP)
  • Live at Rocco (2000年、Fuzzy Music)
  • The Music of Eric Von Essen, Vol. 1 (2000年、Cryptogramophone)
  • The Music of Eric von Essen, Vol. 2 (2001年、Cryptogramophone)
  • Badlands (2001年、Fuzzy Music)
  • 『ボディ・アンド・ソウル』 - Body & Soul (2004年、Video Arts)
  • My New Old Friend (2005年、Cryptogramophone)
  • Solo (2007年、Alan Pasqua)
  • Standards (2007年、Fuzzy Music) ※『今宵の君は』 - The Way You Look Tonightとして再発あり
  • The Anti-Social Club (2007年、Cryptogramophone)
  • 『ビル・エヴァンスへのオマージュ』 - Twin Bill: Two Piano Music of Bill Evans (2011年、BFM Jazz)
  • The Interlochen Concert (2016年、Fuzzy Music)[4]
  • Northern Lights (2018年、Gretabelle)
  • Soliloquy (2019年、Gretabelle)

連名アルバム

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脚注

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  1. ^ アラン・パスカ」「アラン・パスクア」の表記もある。
  2. ^ Stewart, Zan. "VALLEY WEEKEND; He's Taking His Grand Piano and Going Out on a Limb; In a break from soundtracks, synthesizers and written music, Alan Pasqua will play a spontaneous, acoustic solo show Sunday in Glendale.", Los Angeles Times, April 18, 1996. Accessed February 25, 2008. "Pasqua's been fond of acoustic pianos since he started playing at age 7 in Roselle Park, N.J."
  3. ^ Sisario, Ben, "A Really Cool Gig’: Playing Piano for Bob Dylan’s Nobel Lecture", New York Times, June 7, 2017. Retrieved 2017-06-08.
  4. ^ Alan Pasqua | Album Discography | AllMusic”. AllMusic. 27 December 2016閲覧。

外部リンク

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