アルフレート・ヴァルター
（アルフレート・ワルターから転送）
| アルフレート・ヴァルター | |
|---|---|
| 生誕 | 1929年5月8日 |
| 出身地 |
 チェコスロバキア ヴォラリ |
| 死没 | 2004年3月7日（74歳没） |
| 学歴 | グラーツ大学 |
| ジャンル | クラシック音楽 |
| 職業 | 指揮者 |
アルフレート・ヴァルター[1]（Alfred Walter, 1929年5月8日 ヴォラリ - 2004年3月7日 ブリュッセル）は、オーストリアの指揮者。
経歴
[編集]オーストリア人の両親のもと、チェコスロヴァキア、ズデーテン地方 ヴァレルン（現在はチェコ・南ボヘミア州ヴォラリ）に生まれる。グラーツ大学で学んだ。
1948年にラーヴェンスブルク歌劇場の副指揮者に就任。その後グラーツ歌劇場の指揮者を経験し、同時期バイロイトでハンス・クナッパーツブッシュやカール・ベームの助手を務めた。1966年から1969年まで南アフリカのダーバン交響楽団で首席指揮者を務め、1970年から15年間ミュンスター市立劇場の音楽総監督に任ぜられた。ウィーン国立歌劇場にも客演を重ね、1980年にグスタフ・マーラー協会より金賞を、1986年にはオーストリア政府より教授号を授与されている[2]。1984年より3年間ブリュッセルのRTBF交響楽団で首席指揮者を務めた後はフリーランスとして活動した。
録音
[編集]ナクソス及びマルコポーロ・レーベルに録音があり、主なものにヨハン・シュトラウス2世の作品集（約20枚）、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの交響曲全集、ルイ・シュポーアの交響曲全集（未完の10番を除く）などがある。
脚注
[編集]- ^ 英語読みに近い「アルフレッド・ワルター」と表記される場合もある。
- ^ “Alfred Walter - Bio”. Naxos. 2013年10月19日閲覧。
参考文献
[編集]- Ruth Renée Reif (1999). Die Stuttgarter Philharmoniker. Silberburg-Verlag. p. 161
- Wolfgang Hildemann (1980). Generalmusikdirektor Alfred Walter. Münster. pp. 142-143
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