アンリ=ポール・モット
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アンリ=ポール・モット Henri-Paul Motte | |
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生誕 |
1846年12月13日 フランス、パリ |
死没 |
1922年4月1日 フランス、ブール=ラ=レーヌ |
運動・動向 | アカデミック美術 |
アンリ=ポール・モット(Henri-Paul Motte、1846年12月13日 – 1922年4月1日[1])はフランスの画家である。古代からの歴史を題材にした作品を描き、その作品は版画などにされて出版された。モットの作品は長く歴史の教科書の挿絵などに使われた[2]。
略歴
[編集]パリに生まれた。歴史画やオリエンタリズムの絵画を描いたジャン=レオン・ジェロームに学び、1874年にトロイの木馬を題材にした作品でパリのサロンにデビューした。サロンに出展する他、美術評論家や挿絵画家としても働いた。モンテカルロの劇場やリモージュの市庁舎の壁画も描き[3]、1893年のシカゴ万国博覧会に大きなサイズの作品を依頼され[4] 、1900年のパリ万国博覧会で、銅メダルを受賞した。フランス芸術家協会のメンバーになった。
1882年にイギリス人の両親を持つパリ生まれの女性と結婚し、9人の子供が生まれ、デンマーク人の家庭教師を含む大家族で、1900年ころからオー=ド=セーヌ県のブール=ラ=レーヌに住んだ。ブール=ラ=レーヌの邸は後に、客を泊めるようになった。
1892年にレジオンドヌール勲章(シュバリエ)を受勲した。
娘の一人は、言語学者のポール・パシーに学ぶためにブール=ラ=レーヌのモットの邸に滞在していたイギリスの言語学者のダニエル・ジョーンズと結婚した。
作品
[編集]-
トロイの木馬 (1874)
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バアル神の神殿に運ばれる捕虜(1876)
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ガイウス・ユリウス・カエサルに投降するウェルキンゲトリクス
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ローマの神殿で飼われる鵞鳥
参考文献
[編集]- ^ Die Lebensdaten folgen den Angaben der Bibliothèque nationale de France|Nationalbibliothek Frankreichs (BNF) [1]. Abweichend wurde als Geburtstag auch der 13. Dezember 1846, als Sterbedatum auch der 1. April 1922 in Paris genannt. Korrekte Aussprache des Namens hier.
- ^ Z. B. Die Schlacht von Zama, in: Helge Hesse: Bilder erzählen Weltgeschichte. München 4. Aufl. 2013, S. 50; Die Gänse auf dem Kapitol, in: Adeamus. 1. Aufl. 2016, S. 61; Napoleon in Aachen vor dem Thron Karls des Großen, in: Daniel Bernsen, Dieter Brückner (Hg.): Das waren Zeiten 1, Bamberg 2016, S. 303.
- ^ American Art News Vol. 20, No. 31 (May 13, 1922), p. 6
- ^ Abbildung auf Wikimedia Commons