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SCサテライト放送

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
イーピー放送から転送)
SCサテライト放送株式会社
種類 株式会社
本社所在地 135-0016
東京都江東区東陽七丁目2番18号
設立 2001年2月26日
業種 情報・通信業
法人番号 7010001114758 ウィキデータを編集
事業内容 衛星基幹放送事業
代表者 代表取締役社長 八木直久
資本金 5570万7250円
純利益 3億2,665万7,000円
(2024年3月期)[1]
総資産 5億7,635万3,000円
(2024年3月期)[1]
主要株主 ジュピターショップチャンネル 100%
外部リンク https://www.shopchannel.co.jp/info/satellite.html
特記事項:2001年9月に株式会社イー・ポート・チャンネルからイーピー放送株式会社へ商号変更。2007年10月1日にイーピー放送株式会社からSCサテライト放送株式会社へ商号変更。
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SCサテライト放送株式会社(エスシーサテライトほうそう)は、スカパー!(東経110度CS放送)プラットフォームとするJCOM(J:COM)系列の衛星基幹放送事業者である。

蓄積型放送サービス・ep(イーピー)を放送する放送局、イーピー放送として開局したが、蓄積型放送サービスは加入者が伸びなかったため放送を終了し、現在はジュピターショップチャンネル株式会社の傘下で、ショップチャンネルのハイビジョン(HDTV)による放送を24時間行っている。

歴史

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2001年2月に松下電器産業(現・パナソニック)、東芝日立WOWOW、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(現・スカパーJSAT)、住友商事などが出資して出来た会社で、開局当初は蓄積型放送サービス・epとの連動を重視した番組製作を行っていたが、蓄積型放送サービス終了後は主に他社で製作された番組を購入して放送していた。標準画質の放送だったが画面は16:9のサイズであった。

2004年9月に一旦放送を休止し、2004年12月にハイビジョン放送を行う無料チャンネル(ep055チャンネル)として再開した。この時に、プラットフォームをWOWOWデジタルプラス(プラットフォーム事業者:CS-WOWOW)に変更している。WOWOWデジタルプラスが放送終了(2006年12月31日)から2012年3月31日まで、CSデジタルテレビ放送のチャンネルで唯一、どこのプラットフォームにも属さない独立系のチャンネルであった。

2007年3月29日付でジュピターTV(のちのSCメディアコム)が松下電器産業・東芝・住友商事の3社が保有するイーピー放送(当時)の発行済株式数の計78.0%を取得し、ジュピターTVの子会社となった。子会社化後、ep055チャンネルは2007年3月31日24時をもって独自の番組編成による放送を終了し、4月1日0時から同チャンネルは、ジュピターショップチャンネルが運営するショッピング専門チャンネルショップチャンネルハイビジョン放送を無料で行っている(ハイビジョンによる24時間ライブショッピングチャンネルは、世界初)。

2007年10月1日に、社名を現在のSCサテライト放送へ変更した。

2023年11月24日、総務省から右旋帯域における衛星基幹放送(BS4K放送)業務の認定を受けたことを発表した[2]。物理チャンネルはBS-11chを予定しており[3]、2025年4月1日からの放送開始を予定している[4]

沿革

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チャンネル

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放送中のチャンネル

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物理放送チャンネルはND8ch(CS1ネットワーク)。24スロットをショップチャンネルと日本テレビで折半。

太字のチャンネルは、ハイビジョンチャンネル。

テレビ放送
  • Ch.055 ショップチャンネル(番組供給事業者:ジュピターショップチャンネル) - 12スロット
    • 2007年10月3日までのチャンネル名称は「ep055チャンネル」。
    • 午前0時基点の24時間放送(無料放送)。
    • 2007年3月31日24時まではイーピー放送が運営するテレビ放送だった。
    • 2007年4月1日0時以降は全番組が「ショップチャンネル」のハイビジョンによる放送となっている。ショップチャンネルの放送開始後も、暫くはイーピー放送運営の放送時代と同じくチャンネル名称は「ep055チャンネル」、受信機表示アイコンは「ep」のままであったが、社名がイーピー放送からSCサテライト放送へ変更された2007年10月1日から、受信機表示アイコンはショップチャンネルの受信機表示アイコンである「SHOP」に、チャンネル名称は2007年10月4日から「ショップチャンネル」にそれぞれ変更された。
    • 2013年1月29日、下記チャンネルを放送するため24スロットを分割。24スロットから16スロットに縮小。
    • 2018年9月26日 - 下記チャンネルのHD化に伴いスロット数を16から12に縮小。
  • Ch.349:日テレNEWS24(番組供給事業者:CS日本) - 12スロット
    • 2013年1月29日 - スロットが分割され試験放送を開始。
    • 2013年2月1日 - CS日本から衛星基幹放送事業を承継、チャンネル番号を変更。
    • 標準画質で、画角情報は、4:3SD放送だったが、2014年3月3日より、16:9の画角情報を付加し、フルサイズのSD放送を開始。
    • 2018年9月26日 - スロット数を8から12に拡大(ショップチャンネルの縮小分)し、ハイビジョン放送を開始。
    • 2021年4月1日より、番組供給(運営)事業者が日本テレビ放送網からCS日本に変更。
4K放送
  • Ch.BS4K 211:ショップチャンネル4K(番組供給事業者:ジュピターショップチャンネル) - BS-8ch 40スロット
    • 2018年12月1日放送開始。リモコンキーIDは「11」。
    • 2025年3月31日に左旋帯域でのBS4K放送を終了し、翌4月1日から右旋帯域でのBS4K放送を開始する予定[4]

かつて放送されていたチャンネル

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テレビ放送
  • Ch.056:ep056チャンネル
独立データ放送
  • Ch.060:ep060チャンネル
    • epのデータ放送で、その後[いつ?]はイーピー放送の番組案内などに使用されていたが、2007年3月31日24時をもって放送を休止した(無料放送)。

かつて放送されていた番組

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無料ハイビジョン放送として放送されていた頃は、ハイビジョンの鮮明な映像を生かして、国内外の美しい映像を放送する紀行番組が数多く放送されていた。そのため、家電量販店などでハイビジョンテレビのデモ映像として同チャンネルを流すことが多く見受けられた。また、親会社だった松下電器の家電紹介番組も放送されていた。一部の番組はSCサテライト放送から地方の民放テレビ局や民放BSデジタル放送局へ番販されている。

  • 心と技の日本遺産
  • 日本の名刹と紅葉
  • 日本の神社と祭礼
    • BS朝日で「ハイビジョン紀行」の番組名で放送された。
  • Energy To The People
  • ビキニ・デスティネーション
  • 韓流熱風
  • ヨーロッパ列車紀行 男の時刻表
  • 欧州 音楽の旅路 〜クラシック名曲特選〜
  • BALI 神々が宿る島
  • Vision
  • スマート・トラベルII
  • Let's Shop
  • Fantastic Festival(ファンタスティック・フェスティバル)
  • ファッションショー FRONT ROW
  • ブルームバーグテレビジョン(2006年4月1日~2007年3月31日の間、朝の時間帯に1時間、4:3SDで放送)
  • 家電Style
  • Good-Night TOKYO
  • STEP BY STEP

など

関連項目

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外部リンク

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出典

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  1. ^ a b SCサテライト放送株式会社 第24期決算公告
  2. ^ a b 情報流通行政局 衛星・地域放送課 (2023年11月24日). “BS放送の右旋帯域における衛星基幹放送の業務の認定”. 報道資料. 総務省. 2024年1月9日閲覧。
  3. ^ BS2Kリモコン選局番号の再割当に関するタスクフォース事務局 (2023年12月21日). “BSデジタル放送の選局機能の一部変更に向けた取組み”. デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会. 総務省. p. 10. 2024年6月26日閲覧。
  4. ^ a b c d 阿部邦弘 (2024年12月5日). “4K通販チャンネルが来春“BS右旋”に引っ越し。BS4K左旋は消滅へ”. AV Watch. 2024年12月6日閲覧。
  5. ^ “イーピー、蓄積型放送・メールサービスを3月31日に終了”. AV Watch. (2004年2月10日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/20040210/ep.htm 2018年7月3日閲覧。 
  6. ^ イーピー放送”. 2004年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月3日閲覧。
  7. ^ “イーピー放送の「ep 055チャンネル」が3月31日終了-ジュピターTVが株式取得し、ショップチャンネルに”. AV Watch. (2007年3月13日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/20070313/ep.htm 2018年7月3日閲覧。