ウィンドマシーン
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ウィンドマシーン | ||||
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ウィンドマシーン(Wind machine、ウィンドマシン、風音器)とは、風の効果音として主にオーケストラ・吹奏楽の現代楽曲にて使用される楽器である。
円形のドラムを回転させ、布を接触させる。その摩擦音を楽音として利用する。このドラムの回転速度によって、音に強弱がつけられる。 モーリス・ラヴェルは、この楽器をエオリフォン(Eoliphone)という名前で使用している。
使用楽曲
[編集]- リヒャルト・ワーグナー:さまよえるオランダ人
- リヒャルト・シュトラウス:ドン・キホーテ、アルプス交響曲
- モーリス・ラヴェル:ダフニスとクロエ、子供と魔法
- ファーディ・グローフェ:組曲『大峡谷』
- オットリーノ・レスピーギ : シバの女王ベルキス 全曲版
- オリヴィエ・メシアン:峡谷から星たちへ…、アッシジの聖フランチェスコ、彼方の閃光
- レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:南極交響曲
- フィリップ・スパーク:宇宙の音楽
- 八木澤教司:吹奏楽のための音詩「輝きの海へ」
- 酒井格:藍色の谷
- ヤン・ヴァン・デル・ロースト:モンタニャールの詩
- マルコム・アーノルド:管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」
- 久石譲:吹奏楽のための交響的ファンタジー「ハウルの動く城」
参考文献
[編集]- 網代啓介、岡田知之著 『新版 打楽器事典』 音楽之友社、1994年
- 伊福部昭 『管弦楽法 上巻』 音楽之友社、1953,1968年