エンジェルブルー
ANGELBLUE(エンジェルブルー)は、ナルミヤ・インターナショナルのファッションブランド。
概要・歴史
[編集]1989年9月発表。メインキャラクターは「ナカムラくん」。主に小学校高学年から中学生にかけてのプレティーンからローティーン層にあたる女子児童をターゲットとしている。2010年までは百貨店内のナルミヤ専門店で販売されており、1990年代後半から2000年代後半にかけての最盛期は「メゾ・ピアノ」と共に同社の子供服を代表する主力ブランドであった。2000年代初頭には、当時の人気アイドルグループ 「ミニモニ。」メンバーの加護亜依が好んで着用したことで親子の双方から注目され、子供服にしては高額であるにもかかわらず大人気となった。
2004年8月には更に低年齢層向けの子供服ANGEL BLUE KIDS、2005年3月には上位ブランドであるスーパーレーベルの展開を開始した。
「ミニモニ。」ブームが一巡した2000年代後半には販売が落ち込んだことから、2010年秋冬シーズンをもって百貨店におけるブランド展開を終了した[1]。その後2011年秋からスーパー最大手のイオンのうち大型店150店舗へ販路を切り替えたうえでブランドを再開する事を発表し[2]、同年の秋冬シーズンからイオンのプライベートブランド(PB)商品として販売が開始された。中国で生産し、販売価格は2980円~3980円程とスーパーで販売されている他の子供服よりはやや高価ながらも、百貨店で販売されていた頃の半額以下に設定されている[3]。
2007年から2009年にかけて講談社の小中学生向け少女漫画誌『なかよし』において本ブランドとタイアップをした『夢みるエンジェルブルー』が掲載された。
2016年9月14日から24日に阪急百貨店うめだ本店にてポップアップストアを開催[4]。デザインにも現代的なアレンジがされており、親子でのコーディネートを想定してベビー、トドラーサイズとレディースS・Mサイズで展開された。
2019年6月にリットーミュージックの音楽系エンタメサイト『耳マン』と協力し、復刻Tシャツ、復刻サコッシュ、復刻スマホリングを大人向けアパレルアイテムとして復刻した[5]。同年11月には第2弾アイテムとして、ロングスリーブTシャツ、キャップ、ソックスが展開されている[6]。
イメージキャラクター
[編集]- 榎本亜弥子、佐藤麻奈、蒼井優(2001年)
- 蒼井優、田代友里恵(2002年)
- ピポ☆エンジェルズ(2003年9月 - )
- ベッキー(2005年10月 - )
- 浅野由来音(2009年)
- 田尻あやめ、森高愛(2010年)
脚注
[編集]- ^ ブランド休止のお知らせ
- ^ 子供服、イオン、ナルミヤと開発、専用2ブランド、14年度に250店で。
- ^ 『日本経済新聞』2011年9月7日、日本経済新聞社
- ^ “「ANGEL BLUE POP UP STORE」&「フォトジェニック期間限定ショップ」りえさん&まゆみさん売場レポート | 阪急うめだ本店・スタッフブログ”. 2020年2月19日閲覧。
- ^ “加護亜依、12歳の頃はわからなかった「人生って すばらしい」の意味~エンジェルブルー復刻記念インタビュー~ - 耳マン” (2019年6月3日). 2020年2月19日閲覧。
- ^ “「令和にナカムラくん着れるのヤバくない!?」大人気フワちゃんにエンジェルブルー新作アイテムを着こなしてもらった!! - 耳マン” (2019年11月15日). 2020年2月19日閲覧。