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チャンチンモドキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カナメノキから転送)
チャンチンモドキ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : アオイ類 malvids
: ムクロジ目 Sapindales
: ウルシ科 Anacardiaceae
: チャンチンモドキ属 Choerospondias
: チャンチンモドキ C. axillaris
学名
Choerospondias axillaris (Roxb.) B.L.Burtt et A.W.Hill[1]
シノニム
  • C. axillaris var. japonica
  • Poupartia fordii[1]
和名
チャンチンモドキ
チャンチャンモドキの幹
大阪府にて

チャンチンモドキ(学名Choerospondias axillaris、香椿擬)とは、ウルシ科の植物の一種。別名カナメノキセンダン科チャンチンに似ていることからチャンチンモドキの名がある。チャンチンモドキの花は赤褐色、チャンチンの花は白色ということで容易に判別できる。熊本県、鹿児島県、中国南部、東南アジア北部、ヒマラヤに分布する。

特徴

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雌雄異株の落葉高木。樹高は20mほどになる。灰紫褐色の樹皮は、縦に裂けて薄くはげ落ちる。葉は互生する羽状複葉で、小葉は卵状長楕円形、長さは25-35cmになる。5月頃に暗紫色から赤褐色の花弁が5枚の花を咲かせる。雄花は5mmほどの大きさで、円錐花序につく。雌花は8mmほどの大きさで、花柄に1つつく。外皮が黄色で楕円形の果実ができる。

保全状況評価

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ a b 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “BG Plants 和名-学名インデックス(YList)”. 2011年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月29日閲覧。

参考文献

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  • 北村四郎村田源『原色日本植物図鑑 木本編』 I(改訂19刷)、保育社、1971年、305頁。ISBN 9784-586-30049-5