ガウスベルク山
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Gaussberg | |
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1921年のドイツ製の地図。 | |
最高地点 | |
標高 | 370 m (1,210 ft) [1] |
座標 | 南緯66度48分 東経089度11分 / 南緯66.800度 東経89.183度 [1] |
地形 | |
地質 | |
山の種類 | 火山円錐丘 |
プロジェクト 山 | |
ガウスベルク山(ガウスベルクさん、Gaussberg)、ないし、ガウス山(ガウスさん、英語: Mount Gauss)は、南極大陸のヴィルヘルム2世ランド、ポサドフスキー氷河のすぐ西側に位置しデービス海に臨む、標高 370メートル (1,214 ft)の死火山の円錐丘[1]。インド洋のケルゲレン諸島から南極大陸に至るケルゲレン・ガウスベルク海嶺の南端に位置している[2]。
1902年2月、エーリッヒ・フォン・ドリガルスキーが率いたドイツの南極探検隊が発見し、彼らの船ガウス号に因んだものであるが、その船名は、カール・フリードリヒ・ガウスを称えて命名したものであった[1]。
半深成岩であるランプロアイトから成る円錐丘にはクレーターはなく、かつてはずっと大きかった火山が侵食によって失われた残丘と考えられており、元の火山は、5.6万年ほど前に氷河の下で生じた噴火によって形成されたものとされている[3]。
白榴石(リューサイト)粗面岩の一種であるガウスベルク岩は、この山の名から命名されたものである[4]。
脚注
[編集]- ^ a b c d "Gaussberg". Geographic Names Information System. U.S. Geological Survey. 2009年5月3日閲覧。
- ^ 「ケルゲレン-ガウスベルク海嶺」『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』 。コトバンクより2021年2月18日閲覧。
- ^ Nadezhda M. Sushchevskaya et al. (2014-12). online frei verfügbar “Geochemical Features of the Quaternary Lamproitic Lavas of Gaussberg Volcano, East Antarctica: Result of the Impact of the Kerguelen Plume” (英語). Geochemistry International (Pleiades Publishing, Ltd.) 52 (12): 1030–1048. doi:10.1134/S0016702914120106. ISSN 0016-7029 .
- ^ 「ガウスベルク岩」『岩石学辞典』 。コトバンクより2021年2月18日閲覧。
参考文献
[編集]- LeMasurier, W. E. (1990). Thomson, J. W.. ed. Volcanoes of the Antarctic Plate and Southern Oceans. American Geophysical Union. ISBN 0-87590-172-7