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ステルンベルギア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キバナタマスダレ属から転送)
ステルンベルギア
ステルンベルギア・ルテア
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
: スイセン連 Narcisseae
: ステルンベルギア属 Sternbergia
学名
Sternbergia
和名
キバナタマスダレ
(黄花玉簾)
英名
・Autumn daffodil
・Fall daffodil
・Lily of the field
・Winter daffodil
・Yellow star flower
下位分類群

本文参照

ステルンベルギア(学:Sternbergia)はヒガンバナ科に含まれる属の一つ。または、ステルンベルギア属に含まれる種類の総称。

特徴

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地中海原産の多年草で、黒色の薄皮に覆われた鱗茎を持つ。花の時期は9~10月頃で、花はタマスダレに似て黄色をしている[1]。花後も葉は残り、5〜6月頃に地上部が枯れて夏は休眠する[2]。耐乾性、耐寒性ともに優れ、丈夫な草花である。この事から地植えで栽培される事が多い。最も栽培、流通されている種は、ルテア種でである。他に、クルシアナ種、フィシェリアナ種などももあるが流通量は少ない[3]。共通して土質は乾燥した土壌を好み、日当たりの良い環境を好む。花言葉は「内気」「安寧」「期待」「じれったい」等がある[4]

名称について

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名称はオーストリアの植物学者、カシュパル・マリア・シュテルンベルク氏からで、和名の「キバナタマスダレ」は、葉や生態がタマスダレに似ていて、花色が黄色である事にちなむ。英名のYellow star flowerは花の形状が六角形で、色が黄色な事にちなむ[1][4]

花被片は6裂する(ルテア種)
花色が濃い黄色の種もある。(クルシアナ種)

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参考元はこちら。

  • ステルンベルギア・ヴェルナリス

 (Sternbergia vernali

  • ステルンベルギア・カンディダ

 (Sternbergia candida

  • ステルンベルギア・クルシアナ

 (Sternbergia clusiana

  • ステルンベルギア・コルチフローラ

 (Sternbergia colchiciflora

  • ステルンベルギア・プルケラ

 (Sternbergia pulchella

  • ステルンベルギア・ミノイカ

 (Sternbergia minoica

  • ステルンベルギア・ルテア

 (Sternbergia lutea

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b GKZ植物事典・ステルンベルギア”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2024年12月23日閲覧。
  2. ^ ステルンベルギア・ルテア | 植物写真鑑”. zoezoe.biz. 2024年12月23日閲覧。
  3. ^ ステルンベルギア|園芸植物小百科|育て方|花の写真”. flower365.jp. 2024年12月23日閲覧。
  4. ^ a b 花言葉.net (2021年1月27日). “ステルンベルギアの花言葉と由来”. 花言葉.net. 2024年12月23日閲覧。