キャスリン・マクガイア
キャスリン・マクガイア Kathryn McGuire | |
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生年月日 | 1903年12月6日 |
没年月日 | 1978年10月10日(74歳没) |
出生地 | アメリカ合衆国・イリノイ州ピオリア |
死没地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | 女優、ダンサー |
活動期間 | 1919 - 1930 |
配偶者 | ジョージ・ランディ(1927 - 1955) |
キャスリン・マクガイア(Kathryn McGuire、1903年12月6日 - 1978年10月10日)[1]とは、アメリカ合衆国のダンサー、サイレント映画期の女優[2][3]。
生涯
[編集]イリノイ州ピオリアの生まれ。家族に演技経験者は誰もいなかった。幼い頃、一家はシカゴに転居するが、彼女は学校(オーロラ・ジェニングス神学校)があったのでイリノイ州に残る。14歳で学校を卒業すると、両親とカリフォルニア州に移り住む。ダンスに興味があったので、カリフォルニアではアーネスト・ベルチャーからバレエのレッスンを受ける[4] 。映画の仕事を始めてからも、ダンスは続けた。
ハリウッド・ハイスクール在学中、パサデナのメリーランド・ホテルで踊っていたところ、トーマス・H・インスの目に留まる。端役として映画出演した後、マック・セネットの喜劇映画の常連俳優となる[4][5]。
『沈黙の招き』(1921年)では出演者中唯一の女優、『薄氷を踏む女』(1921年)と『The Flame of Life』(1923年)では準主役。1922年には、ワンパス・ベビー・スターズにも選出される。しかし、主役は回ってこなかった。というのも身長が5フィート(152cm)ほどしかなかったからだ。しかし、それは当時の喜劇スターの引き立て役には理想的だった。たとえば、彼女の代表作『キートンの探偵学入門』で共演したバスター・キートンの身長は5.5フィート(167cm)。チャールズ・チャップリンも背が低かった[6]。1920年代後半には、エデュケーショナル・ピクチャーズでチャールズ・バウワーズやルピノ・レーンらの2巻もの短編喜劇に出演。1933年に引退した[5]。
私生活では1927年9月18日にファースト・ナショナル・ピクチャーズの広告担当重役で、ワンパスの初代社長でもあったジョージ・ランディ(1892年 - 1955年)と結婚[7][8]。1936年7月4日に長女が誕生[9]。1955年、夫と死別した後は短い期間だが役者に復帰、テレビドラマに出演した。
1978年、癌のためカリフォルニア州ロサンゼルスで死去。74歳だった[1]。
主な出演作品
[編集]- Salome vs. Shenandoah (1919)
- Down on the Farm (1920)
- 薄氷を踏む女 Playing with Fire (1921)
- 沈黙の招き The Silent Call (1921)
- モリー・オー Molly O (1921)
- 紐育の十字路 The Crossroads of New York (1922)
- 塑像の女 The Woman of Bronze (1923)
- 笑王ベンターピン The Shriek of Araby (1923)
- The Flame of Life (1923)
- そばかす編集長 The Printer's Devil (1923)
- Phantom Justice (1924)
- キートンの探偵学入門(忍術キートン) Sherlock Jr. (1924)
- 海底王キートン The Navigator (1924)
- 鉄壁突破 Tearing Through (1925)
- Easy Going Gordon (1925)
- Two-Fisted Jones (1925)
- With Buffalo Bill on the U. P. Trail (1926)
- With Davy Crockett at the Fall of the Alamo (1926)
- The Thrill Hunter (1926)
- 娘新旧両面鏡 Naughty But Nice (1927)
- 寝台車の女 The Girl in the Pullman (1927)
- ライラック・タイム Lilac Time (1928)
- 歓楽地帯 Children of the Ritz (1929)
- 気まぐれ女優 Synthetic Sin (1929)
- 名馬奮迅 The Long Long Trail (1929)
- ロスト・ツェッペリン The Lost Zeppelin (1929)
脚注
[編集]- ^ a b Ellenberger, Allan R. (2001) (英語). Celebrities in Los Angeles Cemeteries: A Directory. McFarland. p. 180. ISBN 9780786450190 2020年1月29日閲覧。
- ^ AllMovie.com listing
- ^ Kathryn McGuire; findagrave.com
- ^ a b Opportunities in the Motion Picture Industry. California, Los Angeles: Photoplay Research Society Bureau of Vocational Guidance. (1922). pp. 74-75 2020年1月29日閲覧。
- ^ a b “Actress Kathryn McGuire Dies”. Santa Cruz Sentinel. Associated Press (California, Santa Cruz): p. 44. (1978年10月13日) 2020年1月29日閲覧。
- ^ Brittany Anas (2018年10月11日). “The Shortest Men In Hollywood”. The Delite. 2020年1月29日閲覧。
- ^ “Blonde Actress Weds in Church”. Ogden Standard-Examiner. Associated Press (Utah, Ogden): p. 4. (September 19, 1927) 2020年1月29日閲覧。
- ^ George Landy; findagrave.com
- ^ “Hollywood Roundup”. Belvidere Daily Republican. United Press (Illinois, Belvidere): p. 5. (July 15, 1936) 2019年1月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- キャスリン・マクガイア - KINENOTE
- Kathryn McGuire - IMDb
- Kathryn McGuire at Virtual History