グラジオラス
表示
(グラジオラス属から転送)
グラジオラス属 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グラジオラスの園芸品種G. "Priscilla"
| ||||||||||||||||||
分類(APG III) | ||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||
Gladiolus Tourn. ex L. (1753)[1][2] | ||||||||||||||||||
タイプ種 | ||||||||||||||||||
Gladiolus communis L.[2] | ||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||
Gladiolus | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
|
グラジオラス(学名: Gladiolus)は、アヤメ科グラジオラス属の植物の総称。日本には自生種はなく、園芸植物として植えられている。別名、トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)。名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来し、葉が剣に類似していることが根拠といわれる[3]。日本では明治時代に輸入され、栽培が開始された。根は湿布薬の材料に使われる。
特徴
[編集]原産地は、アフリカ・地中海沿岸など。赤、黄、橙、白などの花を開花する。葉(一説には花が咲く前の一連のつぼみ)が剣のようなので Gladius(ラテン語で「剣」)に因んで名づけられた。
栽培
[編集]春に球根(球茎)を植え、夏の7 - 8月にかけて開花する春植え球根として流通しているものが一般的である。一部の原種には秋植え球根で、春に開花するものもある。
花言葉
[編集]
全体[編集] |
密会、用心深い、思い出、忘却、挑発、勝利 |
---|---|
赤[編集] |
堅固、用心深い |
白[編集] |
密会 |
紫[編集] |
情熱的な恋 |
ピンク[編集] |
ひたむきな愛、たゆまぬ努力、満足 |
ギャラリー
[編集]-
タイプ種Gladiolus communis
-
園芸品種の様々
-
園芸品種
-
モザンビークの野生種G. crssifolius
-
南アフリカの固有種G. alatusの花
-
南アフリカの固有種G. alatusの生育状態
-
スロベニア産のG. illyricus
-
クレタ島のG. italicus
脚注
[編集]- ^ Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew. “Gladiolus Tourn. ex L., Sp. Pl.: 36 (1753).”. 2012年8月4日閲覧。
- ^ a b "Gladiolus L.". Tropicos. Missouri Botanical Garden. 40014607. 2012年8月4日閲覧。
- ^ Perry, Dr. Leonard. “Gladiolus”. pss.uvm.edu. 2 February 2017閲覧。