K's cinema
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(ケイズシネマから転送)
K's-cinema ケイズシネマ | |
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昭和館ビル(2020年2月撮影) | |
情報 | |
正式名称 | K's cinema |
旧名称 | 新宿昭和館 |
完成 | 2003年 |
開館 | 2004年3月6日 |
収容人員 | 84人 |
設備 | ドルビーデジタル5.1ch、DLP |
用途 | 映画上映 |
運営 | 昭和興業株式会社 |
所在地 |
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目35-13 SHOWAKAN-BLD. 3階 |
最寄駅 |
JR新宿駅 東南口より徒歩3分、東口より徒歩5分 東京メトロ新宿三丁目駅より徒歩2分 |
外部リンク | http://www.ks-cinema.com/ |
K's cinema(ケイズシネマ)は、東京都新宿区三丁目にあるミニシアターである。定員は84席。
歴史
[編集]新宿昭和館の跡地にSHOWAKAN-BLD.(昭和館ビル)が新築され、同ビル3階入居のミニシアターとして2004年3月6日にオープン[1]。大規模リニューアルのため、2019年5月11日から6月7日まで一時休館した[2][3]。また2020年4月8日から5月31日までも、新型コロナウイルス感染症流行の影響で一時休館している[4]。
映画館入居はビルのオーナーからの“どんな形でも良いから映画館だけは存続させていきたい”との要望だった[5]。館名の「K」はオーナーの名前の頭文字から取られている[6]。デザイナーズブランドを取り入れたロビー、十分なスペースを確保した女性トイレなど、任侠映画専門上映館であった新宿昭和館とはがらりと趣向を変え女性目線でデザインされ、オープン当初は女性映画の専門館とする案もあった。その後メジャー配給会社が手掛けないアジア映画、ドキュメンタリー作品[7]など独自のプログラムを組む。2010年からはミニシアター系といわれる作品がシネマコンプレックス館に流れていったこともあり、自主製作映画、インディーズ映画を積極的にかけ、2018年にヒットした映画『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督)の上映第1号館だったことから以降は“インディーズ映画の聖地”とも呼ばれるようになる[6]。『カランコエの花』(2019年、中川駿監督)[8]も同様に当館上映から全国へと拡大公開した。
2018年からは毎年年末に「東京ドキュメンタリー映画祭2018」を開催するなど企画・特集上映も積極的に行っている [9]。
脚注
[編集]- ^ “vol.02 新宿K's CINEMA(ケイズシネマ)|違いのわかる映画館”. レッツエンジョイ東京. 2016年9月4日閲覧。
- ^ “今年15周年のK’s cinema 5月11日から約1カ月閉館”. 新宿ニュースBlog. (2019年1月12日) 2020年2月27日閲覧。
- ^ “約1カ月閉館していたK’s cinema 8日にリニューアルオープン”. 新宿ニュースBlog. (2019年6月10日) 2020年2月27日閲覧。
- ^ “K's cinema営業再開 中国強制労働施設の実態暴く『馬三家からの手紙』など上映”. シネマトゥデイ (2020年6月1日). 2020年7月28日閲覧。
- ^ “K's cinema”. 港町キネマ通り. 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b “『カメ止め』ブームの震源地、K's cinemaはインディーズ映画の聖地!”. ぴあ (2018年12月16日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ “【Interview】『特集、ドキュメンタリー。』新宿K’s cinema 酒井正史さん、家田祐明さんインタビュー | neoneo web” (2013年11月9日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ “『カメ止め』が道を開いた!広がるインディーズ映画の可能性”. キネマ旬報 (2019年3月12日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ 東京ドキュメンタリー映画祭2022 - 12月10日~
外部リンク
[編集]- K's cinema 公式サイト
- K's cinema(港町キネマ通り) - 2003年7月取材
- K's cinema (@ks_cinema) - X(旧Twitter)