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サクラサイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サクラサイト商法から転送)

サクラサイトとは、サクラを使って利用者から金銭を騙し取る違法で悪質な出会い系サイトのこと。

元来、つぶやき系のネットなどでのスラングだったが、2012年春頃には、新聞、雑誌、マスコミでもその使用頻度が増え、ソーシャルネットワークの問題とからんで、新たなネット系消費者問題として注目される[1]

近年では、従来型の男性をターゲットとした出会い系サイトとは異なり、女性をターゲットとしたサイトも現れており、国民生活センターが相談を受けた被害額は100億円にものぼっている[2]。サクラサイトの被害を防ぐための情報提供サイトもある。被害者の為のサイトも増えている。国民生活センターは、「サクラサイト商法」の増加とその危険を注意した[3]

2012年11月にはアルバイトが詐欺罪で立件される事態になっている[4]。近年でもサクラサイトの被害はなくなっておらず、2017年には60代男性がサクラサイトから約5千万円もの被害を受けた事件が発生した[5]

脚注

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  1. ^ “出会い系:「サクラサイト」の被害が深刻化”. 毎日新聞. (2012年4月18日). オリジナルの2012年7月11日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/MJCn 2012年4月18日閲覧。 
  2. ^ 総額100億円!? 女性を狙うサクラサイト詐欺NHK情報LIVEただイマ!』、2012年4月20日放送、同年4月21日閲覧)
  3. ^ “サクラサイト商法に注意!=多額被害も-国民生活センター”. 時事通信. (2012年4月19日). http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012041900949 2012年4月21日閲覧。 
  4. ^ サクラメールで料金詐取 全国初 容疑のバイトも逮捕 県警 千葉日報 2012年11月15日
  5. ^ 「サクラにだまされた」出会い系サイトに5千万円、被害の60代男性が怒りの提訴”. 産経新聞. 2023年6月4日閲覧。

外部リンク

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