ジェイムズ・リンジー (第26代クロフォード伯爵)
表示
第26代クロフォード伯爵および第9代バルカレス伯爵ジェイムズ・ルードヴィック・リンジー(英語: James Ludovic Lindsay, 26th Earl of Crawford and 9th Earl of Balcarres、1847年7月28日 - 1913年1月31日)は、イギリス・ヴィクトリア朝時代の天文学者である。王立天文学会のメンバーとなり、1878年から王立天文学会の会長を務めた。
若い頃から天文学に興味を持ち、スコットランドのアバディーンシャーの Dunecht に父親とともに私設の天文台を建設した。観測機器を揃える一方、当時最も貴重な天文学文献のコレクションである "Bibliotheca Lindesiana" を造り上げた。
1870年に日食の観測のためにスペインのカディスで観測を行い、1874年に金星の日面通過をモーリシャスで観測を行った。
1888年にエディンバラ王立天文台が閉鎖されようとした時、クロフォード伯は観測設備と "Bibliotheca Lindesiana" を新天文台の建設のために寄付した。これによって1896年にブラックフォードヒルに新しい天文台が設立された。
1878年に王立協会フェローに選出され、1896年にはアザミ勲章を受勲した[1]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ "Lindsay; James Ludovic (1847 - 1913); 26th Earl of Crawford and 9th Earl of Balcarres". Record (英語). The Royal Society. 2015年9月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Lord Lindsay
- James Ludovic Lindsay, 26th Earl of Crawford and 9th Earl of Balcarres (1847-1913) - ナショナル・ポートレート・ギャラリー
|