ジュール・バスティアン=ルパージュ
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(ジュール・バスティアン・ルパージュから転送)
ジュール・バスティアン=ルパージュ Jules Bastien-Lepage | |
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自画像 | |
生誕 |
1848年11月1日 フランス,Damvillers |
死没 |
1884年12月10日 フランス,パリ |
運動・動向 | 写実主義 |
ジュール・バスティアン=ルパージュ(Jules Bastien-Lepage、1848年11月1日 - 1884年12月10日)はフランスの画家である。
略歴
[編集]ムーズ県のヴェルダンに近い、ダンヴィエ(Damvillers)の農家に生まれた。学校の美術教師に認められて、1867年にパリに出て、国立高等美術学校(エコール・デ・ボザール)を受験するが不合格となり、予備学生クラスでアレクサンドル・カバネルに学び、1868年10月から国立高等美術学校に合格し、絵画を学んだ。
1870年に普仏戦争に従軍し、負傷を負って、しばらく故郷で過ごした。1873年と1875年に有望な学生に贈られるローマ賞に応募するが、1875年も2位に止まった。1870年代の後半になって、農村に入り農村の暮らしを描くようになり、高い評価を得るよいうになった。1879年になってイギリスを始めて旅するが、すでにガンで体調を崩していた。1883年にベルギーからレオポルド勲章を受勲した。36歳で没した。故郷のダンヴィエには、オーギュスト・ロダンが製作した記念碑が作られ、パリの通りの名称にジュール・バスティアン=ルパージュの名前が付けられた。
作品
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「ディオゲネス 」(1873)
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「休憩する農民」(1877)
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「ジャガイモの収穫」(1877)
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「干し草」(1877)
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Le jour des morts (1882)
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「めくらの乞食」(1882)
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「ジャンヌ・ダルク」(1882)
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アドルフ・フランク(哲学者)(1878)
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La Communiante (1875)
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サラ・ベルナール(女優)(1879)
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「漁師の子供たち」(1881)
参考文献
[編集]- Angela Schneider, Anke Daemgen, Gary Tinterow: Französische Meisterwerke des 19. Jahrhunderts aus dem Metropolitan Museum of Art, New York, Nicolai Verlag, Berlin 2007, ISBN 978-3-88609-584-1.
- Philippe Pagnotta, Claude Médard, William Steven Feldman, Christian Debize: Hommage à Jules Bastien-Lepage 1848-1884, Ausstellungskatalog, Musées de la Meuse, Verdun, Montmedy, 1984.
- Marie-Madeleine Aubrun: Jules Bastien-Lepage 1848-1884, catalogue raisonnée de l'oeuvre, (Werkverzeichnis), Imprimerie Chiffoleau, Paris, 1985.
- Bernard Ponton: Jules Bastien-Lepage - peintre lorrain, Charenton-le-Pont, Citedis, 1999, ISBN 2-911920-26-0.
- Serge Lemoin u. a.: Jules Bastien-Lepage (1848-1884), (Ausstellungskatalog der Ausstellung im Musée d'Orsay, Paris, 6. März bis 18. Mai 2007), Nicolas Chaudun, Paris 2007, ISBN 978-2-35039-033-8.