ジョン・シャックルトン
ジョン・シャックルトン John Shackleton | |
---|---|
生誕 | 不明 |
死没 |
1767年3月 イギリス、 ロンドン |
ジョン・シャックルトン(英語: John Shackleton、1767年3月14日/16日没)は、グレートブリテン王国の画家。1749年から1767年まで主席宮廷画家を務めた。
生涯
[編集]出自、両親についてはオックスフォード英国人名事典でも不明だとしている[2]。1730年より国王ジョージ2世、王妃キャロライン・オブ・アーンズバックなど王家の肖像画で知られるようになり[3]、1749年3月7日に主席宮廷画家に任命された[2]。
「美術・工芸振興協会(Society for the Encouragement of Arts, Manufactures and Commerce)」として発足したロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツの会員に1758年3月8日になり[2]、イギリスにおける最も権威ある美術家団体のロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツの母体となる美術家団体「イギリス芸術家協会(Society of Artists of Great Britain)」の展覧会に1763年から1766年まで参加した。ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツが発足するのはシャックルトンが亡くなった後の1768年である。
1767年3月14日または16日にロンドンで死去した[2]。
家族
[編集]1742年10月25日、メアリー・アン・レグニア(Mary Ann Regnier)と結婚した[2]。
評価
[編集]英国人名事典はシャックルトンによる肖像画を「ぎこちなく、つまらない」(stiff and uninteresting)と評した一方、本人に似ていないわけではないとした[3]。
ギャラリー
[編集]-
James Dagnia (1708/9-1755)
-
Thomas Kinaston (d.1752)
上記のほかにも1755年[5]と1758年頃[6]のジョージ2世の肖像画が現存する。
出典
[編集]- ^ "George II (1683-1760)". Royal Collection Trust (英語). 2019年8月2日閲覧。
- ^ a b c d e Herring, Sarah (3 January 2008). "Shackleton, John". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/25186。 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
- ^ a b Cust, Lionel Henry (1897). . In Lee, Sidney (ed.). Dictionary of National Biography (英語). Vol. 51. London: Smith, Elder & Co. p. 337.
- ^ "Henry Pelham". National Portrait Gallery (英語). 2019年8月2日閲覧。
- ^ "George II, 1683 - 1760. Reigned 1727 - 1760". National Galleries Scotland (英語). 2019年8月2日閲覧。
- ^ "George II, 1683 - 1760. Reigned 1727 - 1760". National Galleries Scotland (英語). 2019年8月2日閲覧。
宮廷職 | ||
---|---|---|
先代 ウィリアム・ケント |
主席宮廷画家 1749年 – 1767年 |
次代 アラン・ラムゼイ |