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ジークフリート・ギーディオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジークフリート・ギーディオン
人物情報
生誕 (1888-08-14) 1888年8月14日
スイスの旗 スイス レングナウ
死没 1968年4月10日(1968-04-10)(79歳没)
出身校 ミュンヘン大学
学問
研究分野 建築美術
研究機関 スイス連邦工科大学
学位 博士
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ジークフリート・ギーディオン(Sigfried Giedion[1]1888年8月14日 - 1968年4月10日)は、スイス建築史家、都市史家、建築評論家美術評論家、建築及び都市の研究者

経歴

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1888年、スイスレングナウドイツ語版で生まれた。スイスとドイツで教育を受けた。当初工学専攻したが、後にミュンヘン大学に進学して美術史を専攻、ハインリヒ・ヴェルフリンに師事した。1922年に博士号取得。1928年結成の近代建築国際会議CIAMに参画し、最終の1956年の第10回まで、同会書記長を務めた。

1938年、ハーバード大学客員として招かれ、チャールズ・エルオット・ノートン記念講演を行った。このときの講義録とゼミナール記録をまとめたものが代表作『空間・時間・建築』である。その後も1941年から1945年まで引き続き訪米して講義を行った。

1946年、スイス連邦工科大学ETHの教授に就任。この間もアメリカ合衆国マサチューセッツ工科大学MITの客員教授を務めた。1968年に死去。

著書

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  • Spätbarocker und romantischer Klassizismus,München,1922年(『18世紀末期と19世紀初頭との比較考証』学位論文)
  • Bauen in Frankreich, Bauen in Eisen, Bauen in Eisenbeton, Leipzig: Klinkhardt & Biermann,1928(『空間・時間・建築』の第3章の基調)
  • Walter Gropius,Paris,1931(ワルター・グロピウスの作品集,1954年版の前身)
  • Space,Time and Architecture,Harvard University Press,Cambridge 1941.(イタリア語版,1953;ドイツ語版 1965)
日本語版『空間・時間・建築』1955
  • Mechanization Takes Command,a Contribution to anonymous history,0xford Univers Press,New York,1948.
  • A Decade of Contemporary Architecture,Zurich.1954(CIAMの第6回会議の報告と1937-1947年の世界各国の近代建築の作品譜)
  • Walter Gropius Work and Teamwork,Reinhold Pub.New York,1954(ワルター・グロピウスの作品集).
  • Architektur und Gemeinschaft,Rowohlts Deutsche Enzyklopaedie,Vol.18,Hamburg,1955(英語版1958)
日本語版『現代建築の発展』生田勉・樋口清訳、みすず書房 1961
  • The Eternal Present,Vol.1 The Eeginningsof Art,Pantheon,New York.1962
日本語版『永遠の現在=美術の起源:不変と変化に関する一考察』江上披見・木村重信訳、東京大学出版会 1968

脚注

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  1. ^ しばしば、Siegfried Giedion とミススペルされる。