SMLいすゞ
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(スワラジマツダから転送)
本社所在地 |
インド チャンディーガル |
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設立 | 1983年 |
業種 | 輸送用機器 |
事業内容 | 商用車(トラック、バス) |
主要株主 | 住友商事(43.96%)、いすゞ自動車(15.0%) |
外部リンク | https://www.smlisuzu.com/ |
SMLいすゞ (SML Isuzu Limited) 、旧社名スワラジマツダ (Swaraj Mazda Limited) は、インド・パンジャーブ州・チャンディーガルに本社を置く商用車(トラック・バス)メーカーである。
概要
[編集]インド資本のパンジャーブ・トラクターズ社(現:マヒンドラ&マヒンドラのスワラジ部門)は、「スワラジ」ブランドで販売している農業トラクター・メーカー。マツダの技術援助を受け小型トラック(マツダ・タイタンがベース)をはじめとする商用車を手がけ始める。マツダの技術援助は2004年に終了し、2005年には資本関係も解消されたが、代わって2006年からいすゞ自動車が技術援助を行っている。2011年には「スワラジマツダ」から「SMLいすゞ」に社名を変更し、製品のブランド名もそれまでの「スワラジマツダ」から「SML」および「いすゞ」の2ブランドに改められた。
なお、いすゞはピックアップトラック・SUVについてはSMLいすゞとは別に「いすゞモーターズインディア」で事業を展開している。
歴史
[編集]- 1983年7月 - マツダ、パンジャーブ・トラクターズおよび住友商事との合弁会社として「スワラジマツダ」(略称SML)を設立。
- 2004年10月 - マツダからの技術援助の終了[1]。
- 2005年8月 - マツダが住友商事にSML株を売却し、資本関係を解消[1]。
- 2006年7月 - いすゞ自動車と中型バスの現地生産・販売に関する契約を締結[1][2]。
- 2009年 - マヒンドラ&マヒンドラ(2007年にパンジャーブ・トラクターズを買収)が住友商事にSML株を売却[3]。
- 2011年1月 - SMLいすゞに社名変更。
- 2011年11月 - いすゞ自動車が住友商事からSML株を購入する形で出資比率を引き上げる[4]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “インド・スワラジマツダ社といすゞ自動車(株)との技術援助契約締結について”. 住友商事 (2006年7月3日). 2013年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月14日閲覧。
- ^ “いすゞ、インドにおける中型バス現地生産および販売提携に関する契約を締結”. いすゞ自動車 (2006年7月3日). 2013年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月14日閲覧。
- ^ “Mahindra sells stake in Swaraj Mazda to Sumitomo”. ロイター (2009年1月1日). 2014年2月14日閲覧。
- ^ “いすゞ、インド事業の取組について -SML Isuzu Limited社への出資比率引き上げ-”. いすゞ自動車 (2011年11月25日). 2014年2月14日閲覧。