ズビアン (駆逐艦)
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(ズビアンから転送)
基本情報 | |
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建造所 | チャタム工廠 |
艦歴 | |
就役 | 1917年6月7日 |
除籍 | 1919年 |
その後 | 1919年12月9日に解体 |
要目 | |
常備排水量 | 1,050トン |
全長 | 85.4m |
最大幅 | 8.2m |
吃水 | 3.0m |
機関 |
ヤーロー式重油専焼水管缶6基 +形式不明式直結タービン2基2軸推進 |
出力 | 12,500hp(最大) |
最大速力 | 33.0ノット |
燃料 |
重油 常備:185トン 満載:216トン |
乗員 | 68名 |
兵装 |
Mk.VIII 10.2cm(45口径)単装速射砲2基 45cm水上魚雷発射管単装2基 |
ズビアン (HMS Zubian) はイギリス海軍の駆逐艦。損傷した2隻のトライバル級駆逐艦ズールーとヌビアンをつなぎ合わせて造られた。ズビアンという艦名は元になった2隻の艦の名前の混成語である。
ヌビアンの艦首は、第一次世界大戦中の1916年10月26日から27日の夜にかけ、フォークストン沖でドイツ帝国海軍の駆逐艦による雷撃で破壊された。ヌビアンは曳航されドーバーの近くで座礁させられた。一方、ズールーの艦尾は同年11月8日にダンケルク沖で機雷により破壊され、ズールーはカレーへ曳航された。その後2隻ともチャタム工廠へ曳航され、そこでズールーの前部とヌビアンの後部が結合され、ズビアンが造られた。
ズビアンは1918年2月4日にエセックス沖でドイツ潜水艦UC-50を撃沈した[1]。1919年12月9日に解体のため売却。
脚注
[編集]- ^ 藤本喜久雄 1922, p. 62.
参考文献
[編集]- 藤本喜久雄「軍艦設計に對する歐洲大戦の教訓」『造船協會會報』第29号、造船協会、1922年、20-66頁、ISSN 05148499、NAID 110003863923。