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センチメートル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
センチメーターから転送)
センチメートル
centimètre
centimetre

物差し。上の目盛りがセンチメートル、下の目盛りはインチ。
記号 cm
国際単位系 (SI)
種類 SI基本単位の分量単位
長さ
定義 10-2 m
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センチメートルフランス語: centimètre英語: centimetre、記号 cm)は、国際単位系(SI)の長さの単位で、1/100メートル(m)に相当する。SI基本単位のメートルと1/100を表すSI接頭語であるセンチを組合わせた分量単位である[1]

  • 1 cm = 0.01 m = 10 mm
  • 1 cm3 = 1 mL

ミリメートルセンチメートルデシメートルメートル

概要

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CGS単位系においては基本単位であった。

多くの物理量の表記では、SI接頭語としてナノ(n)、マイクロ(µ)、ミリ (m) 、キロ (k)、メガ (M)、ギガ(G)などの、103毎の倍数となっているものを使用することが技術者や科学者に好まれる(SI接頭語#103毎の倍数の推奨)が、日常的な長さの計量においてはセンチメートルがよく使われる。

国際単位系では、センチメートルに限らず「10-2 (百分の一)」を意味する単位の頭には「センチ (c)」が付くが、日本では、単に「センチ」というと「センチメートル」を指す例が見られる。

漢字(国字)では「糎」と表記、「珊」と表記される例も見られたが、1950年昭和25年)以降は滅多に使われなくなった。

"cm"は口頭では「センチメーター」とも読まれることもあるが、この表記は日本計量法上は認められない。

長さ以外の使用法

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符号位置

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記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+339D 1-13-49 ㎝
㎝
センチメートル

Unicodeには、CJK互換用文字として上記の文字が収録されている。これは、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであり、使用は推奨されない[3][4]

脚注

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  1. ^ 国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版 (PDF) p.112、 産業技術総合研究所、計量標準総合センター、2020年4月
  2. ^ Capacitance - from Eric Weisstein's World of Physics
  3. ^ CJK Compatibility” (2015年). 2016年2月21日閲覧。
  4. ^ The Unicode Standard, Version 8.0.0”. Mountain View, CA: The Unicode Consortium (2015年). 2016年2月21日閲覧。

関連項目

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長さの単位
メートルSI単位) インチ フィート ヤード 曲尺 鯨尺
1 m = 1 ≈ 39.370 ≈ 3.2808 ≈ 1.0936 = 33 = 3.3 = 2.64
1 in = 0.0254 = 1 ≈ 0.083333 ≈ 0.027778 = 0.8382 = 0.08382 = 0.067056
1 ft = 0.3048 = 12 = 1 ≈ 0.33333 = 10.0584 = 1.00584 = 0.804672
1 yd = 0.9144 = 36 = 3 = 1 = 30.1752 = 3.01752 = 2.414016
1 寸 ≈ 0.030303 ≈ 1.1930 ≈ 0.099419 ≈ 0.033140 = 1 = 0.1 = 0.08
1 尺(曲尺) ≈ 0.30303 ≈ 11.930 ≈ 0.99419 ≈ 0.33140 = 10 = 1 = 0.8
1 尺(鯨尺) ≈ 0.37879 ≈ 14.913 ≈ 1.2427 ≈ 0.41425 = 12.5 = 1.25 = 1