ゼンレスゾーンゼロ
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2023年5月) |
ジャンル | 都市ファンタジーアクションRPG |
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対応機種 |
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開発元 | miHoYo |
運営元 |
中国:miHoYo 世界:COGNOSPHERE (HoYoverse) |
プロデューサー | 李振宇 |
バージョン | 1.4(2024年12月18日)[1] |
人数 | シングルプレイヤー(オンライン専用) |
運営開始日 | 2024年7月4日 |
対象年齢 |
12+(12歳以上推奨) ESRB:T(13歳以上) |
デバイス |
ゲームコントローラー対応(PC/PS5/スマホ) ゲームコントローラーの振動機能対応(PC/PS5) |
エンジン | Unity |
『ゼンレスゾーンゼロ』(Zenless Zone Zero、簡体字: 绝区零; 拼音: Jué qū líng)は、miHoYoによって開発・配信されているアクションRPG。対応プラットフォームはiOS・Android・Microsoft Windows・PlayStation 5。2024年7月4日サービス開始[2]。基本プレイ無料(アイテム課金制)。
内容は都市ファンタジー世界観によるアクションロールプレイングゲーム。
登場人物
[編集]「※」は期間限定のS級エージェントのもの。Ver. 1.2以降に街中で主人公の切り替えやエージェントキャラクター達を操作可能になる。
Random Play(主人公の自宅)
[編集]名前 | 声 | 説明 | |
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日本語 | 英語 | ||
アキラ | Wise | 阿部敦 | 男性主人公のプロキシで、リンの兄。一人称は「僕」。クールで優しい性格。 |
リン | Belle | 千本木彩花 | 女性主人公のプロキシで、アキラの妹。兄・アキラの呼び方は「お兄ちゃん」。一人称は「私」。明るい性格。 |
イアス | Eous | (主人公担当) | 主人公の相棒であるボンプ、ハンカチ番号01(いわゆるマスコットキャラ)。「探索任務」のみで操作する事ができる。イアスと違い、他のボンプ達の喋り方が「ンナンナ」と言うばかりだ。 |
Fairy | 不明 | 本作のAIナレーションで、「探索任務」のみでいつも手伝ってくれる。 |
エージェント
[編集]名前 | 声 | 誕生日 | 攻撃タイプ | 属性 | 特性 | ランク | 陣営 | |
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日本語 | 英語 | |||||||
アンビー・デマラ | Anby Demara | 種崎敦美 | 2月20日 | 斬撃 | 電気 | 撃破 | A級 | 邪兎屋 |
ニコ・デマラ | Nicole Demara | 芹澤優 | 11月11日 | 打撃 | エーテル | 支援 | A級 | 邪兎屋 |
ビリー・キッド | Billy the Kid | 林勇 | 11月25日 | 刺突 | 物理 | 強攻 | A級 | 邪兎屋 |
< |
Nekomiya Mana (Nekomata) |
原紗友里 | 7月30日 | 斬撃 | 物理 | 強攻 | S級 | 邪兎屋 |
カリン・ウィクス | Corin Wickes | 五十嵐裕美 | 6月2日 | 斬撃 | 物理 | 強攻 | A級 | ヴィクトリア家政 |
フォン・ライカン | Von Lycaon | 小林親弘 | 10月4日 | 打撃 | 氷 | 撃破 | S級 | ヴィクトリア家政 |
アレクサンドリナ・セバスチャン <リナ> |
Alexandrina Sebastiane (Rina) |
新井里美 | 9月23日 | 打撃 | 電気 | 支援 | S級 | ヴィクトリア家政 |
エレン・ジョー | Ellen Joe | 若山詩音 | 1月4日 | 斬撃 | 氷 | 強攻 | S級※ | ヴィクトリア家政 |
クレタ・ベロボーグ | Koleda Belobog | 井口裕香 | 8月10日 | 打撃 | 炎 | 撃破 | S級 | 白祇重工 |
アンドー・イワノフ | Anton Ivanov | 神尾晋一郎 | 5月2日 | 刺突 | 電気 | 強攻 | A級 | 白祇重工 |
ベン・ビガー | Ben Bigger | 浜田賢二 | 12月23日 | 打撃 | 炎 | 防護 | A級 | 白祇重工 |
グレース・ハワード | Grace Howard | 白石晴香 | 4月14日 | 刺突 | 電気 | 異常 | S級 | 白祇重工 |
Zhu Yuan | 井上麻里奈 | 9月1日 | 刺突 | エーテル | 強攻 | S級※ | 特務捜査班 | |
Qingyi | 阿保まりあ | 1月1日 | 打撃 | 電気 | 撃破 | S級※ | 特務捜査班 | |
ジェーン・ドゥ | Jane Doe | 嶋村侑 | 2月16日 | 斬撃 | 物理 | 異常 | S級※ | 特務捜査班 |
セス・ローウェル | Seth Lowell | 高梨謙吾 | 4月8日 | 打撃 | 電気 | 防護 | A級 | 特務捜査班 |
Tsukishiro Yanagi | 名塚佳織 | 9月21日 | 斬撃 | 電気 | 異常 | S級※ | 対ホロウ6課 | |
Soukaku | Machico | 不明 | 斬撃 | 氷 | 支援 | A級 | 対ホロウ6課 | |
Hoshimi Miyabi | 小清水亜美 | ??? | 斬撃 | 霜烈 | 異常 | S級※ | 対ホロウ6課 | |
Asaba Harumasa | 柿原徹也 | 7月19日 | 刺突 | 電気 | 強攻 | S級※ | 対ホロウ6課 | |
パイパー・ウィール | Piper Wheel | 石見舞菜香 | 10月21日 | 斬撃 | 物理 | 異常 | A級 | カリュドーンの子 |
キング・シーザー | King Caesar | 佐藤利奈 | 3月16日 | 斬撃 | 物理 | 防護 | S級※ | カリュドーンの子 |
ルシアーナ・デ・モンテフィーノ <ルーシー> |
Luciana de Montefio (Lucy) |
朝井彩加 | 8月14日 | 打撃 | 炎 | 支援 | A級 | カリュドーンの子 |
バーニス・ホワイト | Burnice White | 高橋花林 | 5月23日 | 打撃 | 炎 | 異常 | S級※ | カリュドーンの子 |
ライト | Lighter | 高橋広樹 | 12月27日 | 打撃 | 炎 | 撃破 | S級※ | カリュドーンの子 |
「11号」 | Soldier 11 | 藤井ゆきよ | 不明 | 斬撃 | 炎 | 強攻 | S級 | オポルス小隊 |
開発
[編集]開発チームはゼンレスゾーンゼロが影響を受けた作品としてペルソナ5やデジモンワールド、ストリートファイターを挙げている。一例として、戦闘中のキャラクターのアニメーションはストリートファイター、ゲーム内時間システム実装はデジモンワールドの影響を受けている。開発チームはまた、ゼンレスゾーンゼロが唯一無二のゲームスタイルを持つよう最善を尽くしたとも強調している[3][4]。
ゼンレスゾーンゼロのキャラクターは所属する陣営に基づき異なるデザインになっている。例えば、ヴィクトリア家政はヴィクトリア朝の執事とメイド、そしてホラー映画用語をベースにデザインされている[5]。キャラクターの開発に関しては量より質に重きを置いている[6]。
原神や崩壊:スターレイルなどmiHoYoの既存タイトルとは違い、ゼンレスゾーンゼロはプレイアブルキャラクターがバラエティに富んでいる点で方向性が異なっている。例として、グリズリーベアーのベン・ビガーや青鬼の蒼角、サイボーグガンスリンガーのビリー・ザ・キッドなどがいる[7][8]。企画段階ではこのようないわゆる人外キャラは実装予定がなかったが、それらのキャラクターがとても興味深く面白いものであることがわかったためゲームに組み込むことになったという[9]。 また、プロデューサーの李振宇によると、前述の既存タイトルの主人公たちと異なり、主人公のアキラとリンはそれぞれが独立した役割を持っている[10]。
制作
[編集]本作はゲーム制作の中心メンバーになったことのない若手たちを中心にスタートした[11]。最初は10人程度の規模だったが、第2回クローズドβテスト(CBT)より前の時点では300人を超えている[11]。
本作の立ち位置は開発チームにとって最大の試練であり、世界観の練り直しや遊び方の試行錯誤、加えて意見のぶつかり合いも何度か起こり、第1回CBTでゲームプレイヤーから期待を得ることに成功した[11]。
なお、世界観は『崩壊』シリーズや『原神』といった既存作品とは独立している[11]。
参考文献
[編集]- ^ “『ゼンゼロ』Ver.1.4“星流れ、神鳴の奔るが如く”が12月18日にリリース。星見雅と浅羽悠真がプレイアブルキャラクターとして登場”. ファミ通App (2024年12月20日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “Genshin Impact Devs Next Game Zenless Zone Zero Teased”. The Gamer (9 May 2022). 13 May 2022閲覧。
- ^ “ZZZ’s producer aims to “offer you the freedom to choose how to play”” (2024年6月19日). 2024年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
- ^ “HoYoverse’s Action Game ‘Zenless Zone Zero’ Adapts Street Fighter Formula For Genre Newcomers & Fans”. Interview. Geek Culture (2024年6月19日). 2024年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月10日閲覧。
- ^ “Zenless Zone Zero Interview: New Beta, Inspiration, and Differences With Genshin & Honkai”. TechRaptor (2024年9月12日). 2024年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月8日閲覧。
- ^ “ZZZ’s producer aims to “offer you the freedom to choose how to play”” (2024年6月19日). 2024年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
- ^ “Zenless Zone Zero Falls Short Of Being Another HoYoverse Hit” (2024年7月8日). 2024年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月7日閲覧。
- ^ “Zenless Zone Zero's Character Designs Could Signal a Shift for Genshin Impact” (2024年7月13日). 2024年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月8日閲覧。
- ^ “Many furries in Zenless Zone Zero's roster: we find out why”. ONE Esports (2024年6月29日). 2024年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
- ^ “Hoyoverse says ‘gacha doesn’t make much of a difference’ in ZZZ” (2024年9月1日). 2024年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月8日閲覧。
- ^ a b c d “『ゼンレスゾーンゼロ』プロデューサーインタビュー。世界観はほか作品から独立したオリジナルの空想世界。マップは徐々に街の郊外へと発展していく予定【ゼンゼロ】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2023年12月29日). 2024年2月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- ゼンレスゾーンゼロ公式 (@ZZZ_JP) - X(旧Twitter)
- 中国版公式サイト