タサファロンガ岬

ガダルカナル島とアイアンボトム・サウンドの地図。赤い丸は海峡に沈んだ艦船の位置を示している。

タサファロンガ岬（タサファロンガみさき、英語: Tassafaronga Point）は、ソロモン諸島・ガダルカナル島北岸の岬。行政上は同国のガダルカナル州に属する。タサファロング岬としても知られる。

1942年11月30日夜、岬の沖合でルンガ沖夜戦（アメリカ側名称：Battle of Tassafaronga＝タサファロンガ沖海戦）が発生した。「鼠輸送」のためガダルカナル島へと向かっていた日本海軍第一次ガ島増援部隊（駆逐艦8隻、指揮官：第二水雷戦隊司令官田中頼三少将、旗艦：駆逐艦長波）は、これを阻止すべく出撃してきたアメリカ海軍第67任務部隊（指揮官：カールトン・H・ライト少将、旗艦：重巡洋艦ミネアポリス）を打ち破ったが、本来の目的たる輸送任務には失敗した。