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ダークX-MEN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダークX-メンから転送)
ダークX-MEN
チームの出版情報
出版社マーベル・コミック
初登場アンキャニィX-MEN』第513号 (2009年9月)
作者マット・フラクション英語版
テリー・ドッドソン英語版
物語内
組織の種類チーム
リーダーノーマン・オズボーン
エージェントブラッククイーン英語版
クローク英語版
ダガー英語版
ダークビースト英語版
ミミック英語版
ミスティーク
ネイモア・ザ・サブマリナー
ウェポン・オメガ英語版
ウルヴァリン英語版
ダークX-MEN
シリーズ出版情報
出版社マーベル・コミック
掲載間隔月刊
形態リミテッド・シリーズ
ジャンルスーパーヒーロー
掲載期間(ダークX-MEN: ビギニング)
September – 2009年10月
(ダークX-MEN)
January – 2010年5月
話数ダークX-MEN: ビギニング
3
ダークX-MEN
5
製作者
ライターダークX-MEN: ビギニング
ポール・コーネル英語版
ジェームズ・アスムス英語版
シェーン・マッカーシー英語版
マーク・バーナーディン
アダム・フリーマン
ロブ・ウィリアムス英語版
ジェイソン・アーロン
サイモン・スプリエ英語版
ダークX-MEN
ポール・コーネル
アーティストダークX-MEN: ビギニング
イブラハム・ロバーソン
マイケル・ラコンベ
パコ・ディアス
ジョック英語版
ポール・ダビッドソン
ペンシラーダークX-MEN: ビギニング
レオナルド・カーク英語版
ジェセ・デルパーダン
ダークX-MEN
レオナルド・カーク
インカーダークX-MEN: ビギニング
ジェイ・レイステン
アンディ・ランニング
ダークX-MEN
ジェイ・レイステン
レタラーロブ・スティーン英語版
着色ダークX-MEN: ビギニング
ブライアン・レベル
ラニア・ベレド
マット・ミラ
ジョン・ラウシュ
エドガー・デルガド英語版
デイヴ・スチュワート英語版
ダークX-MEN
ブライアン・レベル
製作者マット・フラクション英語版
テリー・ドッドソン英語版
編集者ダニエル・ケッチャム英語版
ニック・ロウ英語版
ジョー・カザーダ
コレクテッド・エディション
Dark X-Men:
The Beginning
ISBN 0-7851-4230-4
Dark X-MenISBN 0-7851-4526-5

ダークX-MENDark X-Men)は、マーベル・コミックコミックに登場する架空のチームである。チームは「ダークレイン」展開中にマット・フラクション英語版が脚本を執筆した『ダークアベンジャーズ』と『アンキャニィX-MEN』のクロスオーバーストーリーライン「ユートピア」で初登場した[1]

チームは劇中で「ダークX-MEN」とは呼ばれず、その名称はコミックの題名として使われるのみである。代わりに彼らはオズボーンのアベンジャーズが劇中で正式なアベンジャーズと扱われるのと同様に「X-MEN」とのみ呼ばれ、政府公認のチームとなっている。

出版史

[編集]

2009年のエメラルド・シティ・コミコン英語版にて脚本家のマット・フラクションはダークX-MENは独自のコミックを持たず、『ダークアベンジャーズ』とクロスオーバー中の『アンキャニィX-MEN』誌で登場することを明かした[2]

4月16日、Comic Book Resourcesのインタビューに答えたフラクションはダークX-MENの背景の全体のアイデアは3つのチーム(ノーマン・オズボーンダークアベンジャーズスコット・サマーズ英語版のX-MEN、エマ・フロスト新たな「ダーク」X-MEN)を作ることであると説明した[1]

脚本家のジェイソン・アーロンミスティークが『ダークX-MEN: ビギニング』の中の短編で登場することを明かしたが、彼女がチームに加わるかどうかは明言しなかった[3]。その後ミスティークはチャールズ・エグゼビアがノーマン・オズボーンを支持しているとメディアに報じさせるためにプロフェッサーXに化けていたことが判明した。同様に『ダークX-MEN: ビギニング』の最初の2号でダークビースト英語版が登場したが、彼がダークX-MENに参加するのかは明言されなかった[4]。しかしながらこれもまた2009年7月の『アンキャニィX-MEN』第513号でチームのメンバーであることが確認された。

フラクションは他に『X-MEN』誌との強い関係を持っていないクロークとダガーをチームのメンバーに加えた。彼はMarvel.comのインタビューで「(もしもダークX-MENに加われば)彼らは評判を回復し、経歴を修正するチャンスを得る」と説明した。また「オズボーンは彼らに過去の過ち(スクラル侵攻の際のクロークのアベンジャーズとの関係など)を帳消しにできる究極の公益事業として提供する」と述べた[5]。フラクションはダークX-MENのより魅力的な部分はクロークとダガーが本物のスーパーヒーローチームシナリオにどのうに反応するかを見られることであると明かす[5]。クロークとダガーのダークX-MENとの関係は彼らのミニシリーズの企画を保留させた[6]

他にチームに加わった者にミミックが挙げられ、彼もまた善人になるチャンスを求めていた。脚本家のジェームズ・アスモスは「[ミミック]は今までの人生で切実に信任投票を望んでいた。実際にチームに招かれ、政府のために働くことはまさしく彼がそれを得るための手段なのだ。尤も[ミミック]にとっては不幸なことに、彼は自分が参加した[ダークX-MEN]が善のチームでは無かったことに気づいていないのだが。」と説明した[7]。『ダークX-MEN: ビギニング』ではネイモア、ミミック、ダークビーストのストーリーが収録される。第2号ではクローク&ダガー、ウェポン・オメガ、ダケンのストーリーが収録される。第3号ではエマ・フロストとネイモア、そしてミスティークとノーマンによるオーロラ英語版勧誘のストーリーが収録される。

『ユートピア』終了後、ポール・コーネル脚本、レオナルド・カーク作画による全5号のミニシリーズ『ダークX-MEN』が出版された。チームのロースターはダークビースト、ミミック、ミスティーク、ウェポン・オメガであり、またネイト・グレイ英語版の再出発が描かれた。

コレクテッド・エディション

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タイトル 収録内容 発売日 ISBN
Dark Avengers/Uncanny X-Men: Utopia
Dark Avengers/Uncanny X-Men: Utopia, Dark Avengers/Uncanny X-Men: Exodus, Uncanny X-Me #513-514, Dark Avengers #7-8, Dark X-Men: The Beginning #1-3, X-Men Legacy #226-227 and Dark X-Men: The Confession
2009年11月
2010年4月
HC: ISBN 0-7851-4233-9
SC: ISBN 0-7851-4234-7
Dark X-Men
Dark X-Men #1-5
2010年6月
ISBN 0-7851-4526-5

日本語版

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日本語版はヴィレッジブックスより、オンライン通信販売限定で発売された。

タイトル 収録内容 発売日 訳者 ISBN
アベンジャーズ/X-MEN: ロード・トゥ・ユートピア[8]
Dark X-Men: The Beginning #1-3, X-Men Legacy #226-227, Dark X-Men: The Confession, Dark Reign: The Cabal
2016年3月

出典

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  1. ^ a b Richards, Dave (2009年4月16日). “Matt Fraction Talks Uncanny X-Men”. Comic Book Resources. 2009年4月17日閲覧。
  2. ^ ECCC: Pint O' C.B.”. Comic Book Resources (April 6, 2009). 2016年4月4日閲覧。
  3. ^ X-Position: Jason Aaron”. Comic Book Resources (2009年5月12日). 2009年5月12日閲覧。
  4. ^ Marvel Comics Solicitations, July 2009”. Comic Book Resources (2009年4月21日). 2009年5月28日閲覧。
  5. ^ a b Strom, Marc (2009年5月27日). “Our Dark X-Men Week continues with an in-depth look at Cloak and Dagger”. Marvel.com. 2009年5月28日閲覧。
  6. ^ My Cup o' Joe”. MySpace Comic Books (2009年5月1日). 2009年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月1日閲覧。
  7. ^ Dark X-Men: Deadly Genesis”. Marvel.com (2009年6月11日). 2009年6月11日閲覧。
  8. ^ MARVEL MUST READ(マーベル・マスト・リード) Vol.6 ユートピア2”. Fujisan.co.jp. 2016年4月3日閲覧。

外部リンク

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