チャールズ・ブルース (第5代エルギン伯爵)
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第5代エルギン伯爵および第9代キンカーディン伯爵チャールズ・ブルース(英語: Charles Bruce, 5th Earl of Elgin and 9th Earl of Kincardine、1732年7月6日 – 1771年5月14日)は、グレートブリテン王国の貴族。
生涯
[編集]第8代キンカーディン伯爵ウィリアム・ブルースとジェーン・ロバートン(Janes Roberton)の長男として、1732年7月6日に生まれ、1740年9月8日に父が死去するとキンカーディン伯爵の爵位を継承した[1]。
1747年2月10日に親族にあたる第4代エルギン伯爵チャールズ・ブルースが男子を儲けないまま死去すると、エルギン伯爵の爵位を継承した[1]。
1761年から1763年までフリーメイソン団体であるスコットランド・グランドロッジのグランドマスターを務めたほか、ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュースの創設者の1人だった[2]。また、チャールズタウンという工場町を建設した[3]。
1771年5月14日に死去、長男ウィリアム・ロバートが爵位を継承した[1]。死後、ダンファーリン寺院に埋葬された。
家族
[編集]1759年6月1日、マーサ・ワイト(1801年6月21日没、銀行家トマス・ワイトの一人娘)と結婚[1] 下記の子女を儲けた。
- マーサ(1760年) - 夭折
- ジャネット(1761年) - 夭折
- ウィリアム・ロバート(1763年) - 夭折
- ウィリアム・ロバート(1764年 – 1771年) - 第6代エルギン伯爵および第10代キンカーディン伯爵
- トマス(1766年 – 1841年) - 第7代エルギン伯爵および第11代キンカーディン伯爵
- チャールズ・アンドリュー(1768年 – 1810年) - プリンス・オブ・ウェールズ島総督(現マレーシア領ペナン島)
- ジェームズ(1769年 – 1798年) - 庶民院議員、水死
- シャーロット(1771年 – 1816年) - 1799年、フィリップ・チャールズ・ダラムと結婚
脚注
[編集]- ^ a b c d Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (99th ed.). London: Burke's Peerage Limited. 1949. pp. 692–693.
- ^ Elgin, 1633 Archived 12 October 2012 at the Wayback Machine. at cracroftspeerage.co.uk (Cracroft's Peerage online). Retrieved 23 October 2012
- ^ Chesher, Susan; Foster, Linda; Hogben, Laurence (1979). A Short History of the Villages: Charlestown, Limekilns and Pattiesmuir (英語). Charlestown, Limekilns and Pattiesmuir Community Council.
フリーメイソン | ||
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先代 リーヴェン伯爵 |
スコットランド・グランドロッジ グランドマスター 1761年 – 1763年 |
次代 ケリー伯爵 |
スコットランドの爵位 | ||
先代 ウィリアム・ブルース |
キンカーディン伯爵 1740年 – 1771年 |
次代 ウィリアム・ロバート・ブルース |
先代 チャールズ・ブルース |
エルギン伯爵 1747年 – 1771年 |