バスカード (道南バス)
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(ディアカードから転送)
バスカードは、道南バスが発行する磁気式乗車カードである[1]。
歴史
[編集]- 1993年 - バスカード導入。
- 2012年4月1日 - 苫小牧市営バス全路線の道南バスへの移管に伴い、苫小牧市営バスのバスカードを引き継ぐ形でカードを新設(後述)。
- 2015年3月31日 - 苫小牧地区専用学生カードの販売を終了[2]。
- 2019年3月31日 - 旧苫小牧市営バス発行のトマッピーカード全券種および、道南バス発行の苫小牧地区専用学生カードの利用を終了[3](払い戻しについては2019年9月30日までの間、苫小牧駅前乗車券販売所にて受け付け[4])。
販売額・利用可能額
[編集]- 一般カード
- 1,000円カード - 1,100円分利用可能
- 3,000円カード - 3,350円分利用可能
- 5,000円カード - 5,700円分利用可能
- 昼間カード(苫小牧)[5]
旧苫小牧市営バス路線のうち、おおむね10時~16時に運行される、あらかじめ指定された便でのみ利用できる(ディアカードと異なり、遅れの影響は関係しない)。従来苫小牧市営バスで発行していたカードを引き継ぐ形で発行されている。
- 2,000円カード - 2,600円分利用可能
- 4,000円カード - 5,300円分利用可能
かつて発売されていたカード
[編集]- 学生カード(苫小牧)[5]
学生のみ利用可能なカードで、旧苫小牧市営バス路線のみで利用可能。従来苫小牧市営バスで発行していたカードを引き継ぐ形で発行されていた。2015年3月31日販売終了[2]、2019年3月31日利用終了(なお払い戻しについては、後述のトマッピーカード全券種とともに、2019年9月30日までの間、苫小牧駅前乗車券販売所にて受け付けている)[4]。
- 3,000円カード - 3,900円分利用可能
- 5,000円カード - 6,800円分利用可能
- ディアカード
室蘭市内および登別市幌別地区以西の室蘭市内線域(域内の郊外線を含む)において、降車時刻が10時~17時の場合に限り有効。時刻表上では有効降車時刻であっても、遅れ等により有効時刻外となった場合は利用できない。
2021年12月31日販売終了、2022年12月31日利用終了、2023年6月30日払い戻し終了[6]。
- 2,000円カード - 2,600円分利用可能
- 4,000円カード - 5,300円分利用可能
利用方法
[編集]- 乗車時に整理券を取る。降車時に整理券を運賃箱に入れた後でカードリーダーに通す。
- 整理券を運賃箱に入れると、整理券に記されたバーコードを読み取り運賃を判別する。
- 都市間バスの一部
- 乗車時と降車時にカードリーダーに通す。
- 乗車時に整理券情報が記録されるため、整理券は不要。
利用できない路線
[編集]他事業者発行カードの扱い
[編集]道南バスで利用できるカード
[編集]- 2012年4月1日の苫小牧市営バスの道南バス移管に際し、苫小牧市交通部発行のトマッピーカードは、道南バスの旧苫小牧市営バス路線で引き続き利用可能とされた。なおこれらの路線では移管に伴い、道南バスカードも利用可能となっている。[5]
道南バスで利用できないカード
[編集]- 中央バスカード・札樽間高速バス共通カード・SAPICA
- 北海道中央バスの室蘭-札幌、苫小牧-札幌の都市間バスにおいては、道南バス便との共通乗車券を取り扱うものの、上記の各カードは北海道中央バスの便でしか利用できない。
- 磁気カード式の中央バスカード・札樽間高速バス共通カードは、SAPICA導入に伴い取り扱いを終了したが、道南バスではSAPICAは導入しなかった。
脚注
[編集]- ^ 乗車券のご案内 道南バス
- ^ a b 苫小牧地区ダイヤ改正のお知らせ(2015年4月1日改正)より
- ^ a b “ダイヤ改正のご案内(2018年4月1日:苫小牧市内線)”. 道南バス. 2018年8月22日閲覧。
- ^ a b c d 苫小牧地区バスカードのご案内より(2018年8月23日閲覧)
- ^ a b c “平成24年4月1日から市営バスを民間移譲します”. 苫小牧市交通部. 2012年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月24日閲覧。
- ^ “2021.12.31 室蘭市内線「ディアカード」の販売終了について | 道南バス株式会社”. 2023年7月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 乗車券のご案内 - 道南バス