ディスリスペクト
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ディスリスペクト(英: disrespect、略: diss、ディス)は、リスペクト(英: respect:名詞で「尊敬、重視」、動詞で「敬う、重んじる」の意味)の対義語で、「不-」の意味を示す接頭辞のディス-(dis-)が付されてできた言葉。名詞で「無礼、軽蔑、軽視」や動詞で「無礼なことを言う(為る)、蔑む、軽んじる」などの意味を持つ。
ヒップホップ系の黒人音楽のアーティストやリスナーの間でよく見られる表現で、本来お互いをリスペクトすべきところを、そうしないという文脈で使われる。日本語で、動詞化した「ディスる」、「ディスられる」という表現が日本のHIPHOPリスナーの中で90年代年半ばから後半には定着しており、2000年代後半以降にインターネットスラングとしてもみられたとされる[1]。
文化庁実施の国語に関する世論調査においては、2013年(平成25年)度に調査結果が発表され、「けなす,否定する」という意味で「使うことがある」の割合が5.5%、「聞いたことはあるが使うことはない」が20.1%で「聞いたことがない」が73.7%ということであった[2]。
脚注
[編集]- ^ ウェブリオ株式会社、発行日不明「ディスる」『IT用語辞典バイナリ』2010年12月19日参照
- ^ 平成25年度 「国語に関する世論調査」の結果概要 (PDF)