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デリク・ブルジョワ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デレク・ブージョワから転送)
デリク・ブルジョワ
Derek Bourgeois
生誕 (1941-10-16) 1941年10月16日
イングランドの旗 イングランド大ロンドンキングストン・アポン・テムズ
死没 (2017-09-06) 2017年9月6日(75歳没)
学歴 ケンブリッジ大学
ジャンル クラシック
職業 作曲家
公式サイト Derek Bourgeois' Official Homepage (with full list of works)

デリク・ブルジョワDerek Bourgeois, 1941年10月16日 - 2017年9月6日[1])は、イギリス作曲家。名前はデレク・ブルジョワデリク・ブージョワー等とも表記される。

来歴

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1941年にイギリスの大ロンドン、キングストン・アポン・テムズで生まれる。ケンブリッジ大学音楽を学び、最優秀で卒業、博士号を取得[2]。後に王立音楽大学ハーバート・ハウエルズ作曲サー・エイドリアン・ボールト指揮法を師事した。その後、ブリストル大学セント・ポール女学院英語版に勤務するかたわら作曲や各地での演奏活動を行った。2002年に職を退きマヨルカ島に移住、2009年からはイングランドドーセットで暮らしていた[2]

ブルジョワの作品の中心はオーケストラ向けのもので、116曲の交響曲を始めとして150作以上存在する。その他にも室内楽合唱音楽、吹奏楽ブラスバンド向けにも多くの作品を書いており、総作品数は391に上る。また自作や有名作品の他編成への編曲も手がける。特にブラスバンド作品は人気が高く、チャンピオンシップの課題曲を委嘱されたり、バンドから作品を委嘱されるなど幅広く活躍している。

作風は新ロマン主義的であり、基本的には調性感がはっきりとした、情緒的な旋律が印象的な作品が多い。ただし規模の大きい作品では印象派の作品に近い響きや、無調の激しい響きも散見される。また吹奏楽やブラスバンドでは、金管楽器の持てる能力の限界や奏者への挑発的なパッセージが取り入れられた作品が多い。

主な作品

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管弦楽

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  • 交響曲1 - 116番

吹奏楽

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  • 交響曲第4番「ワイン・シンフォニー」オランダ語版(Symphony No. 4 - A Wine Symphony, Op.58a)[オーケストラ編成からの本人の手による編曲作品]
  • 交響曲第6番「コッツウォルド・シンフォニー」(Symphony No. 6 - A Cotswold Symphony, Op.109a)[同上]
  • 交響曲第8番「マヨルカ島の山々」(Symphony No 8 - The Mountains of Mallorca, Op.184a)[同上]
  • トロンボーン協奏曲 (Concerto for Trombone and Concert Band Op.114b)
  • ウインド・ブリッツ(Wind Blitz, Op.65a)[ブラスバンド作品「ブリッツ」の本人の手による編曲]
  • シンフォニー・オブ・ウィンズ(Symphony of Winds, Op.67)
  • ウィリアムのためのシンフォニー(Symphony for William, Op.212)

ブラスバンド

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  • ブラスバンドのための協奏曲第1番(Concerto for Brass Band No.1, Op.44)
  • コンチェルト・グロッソ(Concerto Grosso for Brass Band, Op.61a)
  • ブリッツ(Blitz, Op.65)
  • アポカリプス(Apocalypse, Op.187)
  • セレナーデ(Serenade, Op.22b)
  • ブラスバンドのためのディヴァージョン(Diversions for Brass Band, Op.97)
  • 悪魔と深海(The Devil and the Deep Blue Sea, Op.131)

注釈

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  1. ^ "Derek Bourgeois passes away" brassbandworld.co.uk. 2017年9月12日閲覧。
  2. ^ a b "Derek Bourgeois - Biography" derekbourgeois.com. 2017年9月12日閲覧。

外部リンク

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