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トカゲモドキ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トカゲモドキ亜科から転送)
トカゲモドキ科
ヒョウモントカゲモドキ
ヒョウモントカゲモドキ
Eublepharis macularius
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
: トカゲモドキ科 Eublepharidae
学名
Eublepharidae Boulenger, 1883[1]
和名
トカゲモドキ科[1]

トカゲモドキ科(トカゲモドキか、Eublepharidae)は、爬虫綱有鱗目に分類される科。

分類

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Diplodactylidae

Carphodactylidae

ヒレアシトカゲ科Pygopodidae

トカゲモドキ科Eublepharidae

Sphaerodactylidae

ヤモリ科Gekkonidae

Phyllodactylidae

Pyron et al.(2013)より、核DNAの7遺伝子座とミトコンドリアDNAの5遺伝子から推定した有鱗目4161種の系統樹よりヤモリ類を含む範囲を抜粋[2]

オマキトカゲモドキA. felinus

C. brevis

C. variegatus

C. elegans

C. mitratus

クロイワトカゲモドキG. kuroiwae

G. lichtenfelderi

G. catbaensis

G. araneus

G. luii

ヒョウモントカゲモドキE. macularius

E. turcmenicus

Ho. africanus

ニシアフリカトカゲモドキHe. caudicinctus

He. taylori

Pyron et al.(2013)より、本科内の系統樹を抜粋[2]
オマキトカゲモドキ
A. felinus
サヤツメトカゲモドキ
C. elegans
ニシアフリカトカゲモドキ
H. caudicinctus

以下の分類・英名はReptile database(2020)に従う[3]。和名は中井(2022)を参考[4]

人間との関係

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ペットとして飼育されることもある。

開発による生息地の破壊、人為的に移入された生物による捕食などにより、生息数が減少している種もいる[6]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 日本爬虫両棲類学会 (2020) 日本産爬虫両生類標準和名リスト(2020年11月16日版). http://herpetology.jp/wamei/ (2020年11月27日閲覧)
  2. ^ a b R. Alexander Pyron, Frank T. Burbrink, John J. Wiens, "A phylogeny and revised classification of Squamata, including 4161 species of lizards and snakes," BMC Evolutionary Biology , Volume 93, 2013.
  3. ^ Eublepharidae. Uetz, P. & Jirí Hošek (eds.), The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 27 November 2020.
  4. ^ 中井穂瑞領『ヤモリ大図鑑 トカゲモドキ編 分類ほか改良品種と生態・飼育・繁殖を解説』誠文堂新光社、2022年、9-11頁。ISBN 978-4-416-52288-2
  5. ^ a b c 疋田努 「オマキトカゲモドキ」「ニシアフリカトカゲモドキ」「ヒョウモントカゲモドキ」『小学館の図鑑NEO 両生類・はちゅう類』、小学館、2004年、90頁。
  6. ^ 太田英利 「クロイワトカゲモドキ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、198 - 199頁。

関連項目

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