ノルベルト・ワルターボルヤンス
ノルベルト・ワルターボルヤンス Norbert Walter-Borjans | |
---|---|
| |
生年月日 | 1952年9月17日(72歳) |
出生地 |
西ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州 クレーフェルト |
出身校 | ボン大学、ケルン大学 |
所属政党 | ドイツ社会民主党 |
サイン | |
ドイツ社会民主党党首 | |
在任期間 | 2019年12月6日 - 2021年12月11日 |
在任期間 | 2010年7月14日 - 2017年6月27日 |
ノルベルト・ワルターボルヤンス(ドイツ語: Norbert Walter-Borjans、1952年9月17日 - )は、ドイツの政治家。ドイツ社会民主党(SPD)に所属し、同党党首(2019年-2021年)やノルトライン=ヴェストファーレン州財務大臣(2010年-2017年)を歴任した。
経歴
[編集]ノルトライン=ヴェストファーレン州クレーフェルトで生まれ、メーアブッシュで育った。クレーフェルトにあるギムナジウム(Gymnasium Fabritianum)に通い、1971年にアビトゥーアを取得。ボン大学に進学して経済学を学び、1978年に卒業した。大学を卒業後は、デュッセルドルフのヘンケルで働きはじめプロダクトマネジメントに従事した。1980年にケルン大学の経済学部に入学をして、1982年に博士号を取得[1]。
1984年からノルトライン=ヴェストファーレン州首相府で働きはじめて、構造転換や予算、財政計画を担当。1991年にはヨハネス・ラウ州首相により州政府副スポークスパーソンに指名され、1996年から1998年までは州政府スポークスパーソンを務めた。
2010年からハンネローレ・クラフト州首相率いる州政権で財務大臣を務めた[2]。
社会民主党党首
[編集]2019年6月にアンドレア・ナーレスがSPDの党首を退任したことを受けて、後任となる共同党首ペアを選出する党首選挙が実施されることとなった。ワルターボルヤンスはサスキア・エスケンとペアを組み、全6組の候補のうち連立懐疑派として立候補した。10月に行われた第1回党員投票では、オーラフ・ショルツ財務相とクララ・ゲイウィッツのペアが最多得票を獲得したが、過半数に達しなかったため、得票率2位であったワルターボルヤンスのペアと決選投票が行われることとなった。決選投票でワルターボルヤンスのペアは53.06%の得票を獲得し、SPD党首に選出された[3][4]。
約2年間に渡って共同党首の職を務めたが、2021年12月の党大会で実施される党首選には立候補しない意向を示した[5]。
脚注
[編集]- ^ “Min. Dr. Norbert Walter-Borjans - WPV”. Wirtschaftspublizistische Vereinigung e.V. (WPV). 2022年2月1日閲覧。
- ^ “Norbert Walter-Borjans: Alle News und Infos zum SPD-Vorsitzenden”. Rheinische Post. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “独社民党首 連立懐疑派 メルケル政権離脱の可能性”. 東京新聞. (2019年12月2日) 2022年1月30日閲覧。
- ^ “独SPD党首選、連立懐疑派が勝利 メルケル政権打撃”. 日経新聞. (2019年12月1日) 2022年1月30日閲覧。
- ^ “Walter-Borjans will Amt als SPD-Chef abgeben” (2021年10月29日). 2022年2月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- ノルベルト・ワルターボルヤンス (@nowabofm) - X(旧Twitter)
党職 | ||
---|---|---|
先代 マル・ドライヤー トルステン・シェーファー=ギュンベル マヌエラ・シュヴェーズィヒ (共同代表代行) |
ドイツ社会民主党党首 2019年 - 2021年 |
次代 ラース・クリングベイル |