ノート:貔貅
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豼貅(ひきゅう)は伝説上の猛獣の名。一説には豼が雄で、貅が雌であるとされる。また、豼貅は勇ましい兵卒のたとえとしても用いられる。
由来
[編集]前漢の史家である司馬遷の顕した史記の五帝記には、後に中華民族の祖とされる黄帝となる軒轅が、六獣(熊・羆・豼・貅・貙・虎)を飼いならして、炎帝(一説にはその子孫)と戦い、坂泉の野において三度戦い勝利して、これに代わって即位したと記されている。
その後も、豼貅は避邪とも呼ばれ、その名の通り邪悪を避ける動物として、三国時代には戦旗の意匠などに用いられた。明代に著された通俗歴史小説である三国志演義においては、魏の初代皇帝である曹操が「十萬豼貅十萬心」という一節を持つ詩を残したとされている。(なお、ここでの豼貅は勇猛な将兵の意味で使われている)
財神としての豼貅
[編集]現在では豼貅は破邪の動物というよりも、もっぱら財運の象徴としての意味をもつようになってきており、風水では四霊とされる竜、鳳凰、亀、麒麟にならぶ瑞獣として扱われている。
豼貅は金を食べるとの伝説から、豼貅をかたどった縁起物を建物の外側に向けておけば財気を吸収してくれると信じられており、たとえば、かつて皇帝の居城であった紫禁城の北方には、皇城の南門である天安門と対になる地安門と呼ばれる門が存在していたが、ここには皇帝家の財神として豼貅が祭られていた。
関連項目
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修正案です。削除でもいいとは思うが、折角なので。--124.100.25.190 2007年8月23日 (木) 23:08 (UTC)
- 記事を作成しました。--221.191.74.10 2007年8月27日 (月) 14:41 (UTC)