ノーマン・アトランティック
表示
(ノーマン・アトランティック火災事故から転送)
ノーマン・アトランティック(Norman Atlantic)は、アケマン・ストリート(Akeman Street)として建造され、シントゥ(Scintu)としても運航されたRO-ROフェリー(ROPAX)。2014年12月28日の火災事故で知られる。
船歴
[編集]アケマン・ストリートとしてイギリスのアーミン・ストリート・シッピング向けに2009年にイタリアポルト・ヴィーロのカンティエーレ・ナヴァーレ・ヴィセンティーニで建造されたが、同社は取得せずイタリアのヴィセマール・ディ・ナヴィガジオーネが取得した[1]。2010年2月から4月にかけてはT-Linkに傭船され、2011年5月にマルタ共和国バレッタで改装、6月よりサレマールが傭船し、シントゥと改名した。2013年1月グランデ・ナビ・ヴェローチ、4月モビー・ラインズと傭船先を変え、10月にLDラインズにより傭船され、2014年1月にノーマン・アトランティックと改名した[1]。2014年8月29日の航海を持ってLDラインズとの契約が終了し[2]、9月から10月までカロンテ&ツーリストに傭船、その後ANEKラインズによって傭船された[1]。
火災事故
[編集]ANEKラインズによる運行中の2014年12月28日、ギリシャのパトラからイタリアのアンコーナへ向かう途上、アドリア海のオトラント海峡を航行中に火災事故が発生した[3][4][5]。
出典
[編集]- ^ a b c “M/S AKEMAN STREET”. Fakta om Fartyg. 2014年12月18日閲覧。
- ^ “SPANISH LINKS: End of road for LD routes”. Cudham: Kelsey Publishing (30 September 2014). 29 December 2014閲覧。
- ^ “Rescuers race to save passengers from burning Italian ferry”. Yahoo News UK (2014年12月28日). 2014年12月29日閲覧。
- ^ “Ferry Death Toll Rises to 13, Amid Concerns About Uncounted Stowaways”. The New York Times (30 December 2014). 30 December 2014閲覧。
- ^ “ギリシャ沖フェリー火災、生存者の中に密航者も 死者増える恐れ”. AFPBB (2014年12月31日). 2014年12月31日閲覧。