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ハフィズ・ハッキ・パシャ(Hafiz Hakki Paşa、1879年 - 1915年)は、オスマン帝国の軍人。最終階級は「ミールリヴァー」 (Mirliva、准将)。
サルカムシュ作戦(1914年末から1915年初め)まで、参謀総長補だった。サルカムシュ作戦時、第10軍団を指揮したが、大損害を被った。オスマン軍の敗退、エンヴェル・パシャの引退、ハサン・イッゼト・パシャの更迭後、1915年初め、撃破された第3軍を指揮し、軍の再生を指導した。1915年までに第3軍(第9、第10、第11軍団)は、3万6千人に達し、更に3万5千人を集めていた(主として新兵)。
チフスで病死した。