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パトリック・マジーカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パトリック・マジーカ
Patrick Mazeika
メキシコシティ・レッドデビルズ
ロサンゼルス・ドジャース時代
(2023年3月5日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 マサチューセッツ州スプリングフィールド
生年月日 (1993-10-14) 1993年10月14日(31歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手一塁手
プロ入り 2015年 MLBドラフト8巡目
初出場 2021年5月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

パトリック・アラン・マジーカPatrick Alan Mazeika, 1993年10月14日 - )は、 アメリカ合衆国マサチューセッツ州スプリングフィールド出身のプロ野球選手捕手一塁手)。右投左打。リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(メキシカンリーグ)メキシコシティ・レッドデビルズ所属。

メディアによっては「マゼイカ」と表記されることもある。

経歴

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プロ入りとメッツ時代

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2015年MLBドラフト8巡目(全体239位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツ英語版でプロデビュー。62試合に出場して打率.354、5本塁打、48打点、1盗塁を記録した。

2016年はA級コロンビア・ファイヤーフライズでプレーし、70試合に出場して打率.305、3本塁打、35打点、2盗塁を記録した。

2017年はA+級セントルーシー・メッツとAA級ビンガムトン・ランブルポニーズでプレーし、2球団合計で106試合に出場して打率.290、7本塁打、55打点、2盗塁を記録した。

2018年はAA級ビンガムトンでプレーし、87試合に出場して打率.231、9本塁打、39打点を記録した。

2019年もAA級ビンガムトンでプレーし、116試合に出場して打率.245、16本塁打、69打点、1盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属した。

2020年8月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[1]が、出番が無いまま翌26日に代替トレーニング地へ配属された[2]。直後の8月28日にも昇格した[3]がこの時も出番が無く、翌29日に代替トレーニング地へ配属された[4]。また、この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、メジャー・マイナー共に公式戦の出場は無かった。

2021年は5月5日にメジャー昇格し[5]、同日のセントルイス・カージナルスとのダブルヘッダー第2試合でメジャーデビュー(2回表に代打で登場して一ゴロ)[6]。それから4試合目の出場までいずれも代打で出場して安打を放てなかったが、4打席のうち2度サヨナラ野選(5月7日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス[7]と5月11日のボルチモア・オリオールズ[8])を記録し、デビュー戦を除くと必ず打点も挙げている。イライアス・スポーツ・ビューローによると、初安打を打つ前にサヨナラ勝ちを決める打席が2度以上は、ここ100年で初めてだという。打点が公式記録となった1920年以降、最初の7試合中2試合以上でサヨナラ勝ちとなる打点を挙げたのも、マジーカが最初である[9]。なお、メジャー初安打は5月16日のタンパベイ・レイズ戦の6回表に迎えた第2打席、ディエゴ・カスティーヨからの本塁打で記録している[10]

2022年8月18日にDFAとなった。

ジャイアンツ傘下時代

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2022年8月21日にウェイバー公示を経て、サンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した。その後、翌22日に傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツに配属されたが、9月12日にDFA、15日にウェイバーとなり、オフの11月10日にFAとなった。

ドジャース傘下時代

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2022年12月13日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、3日後の16日に傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースに配属された。

2023年はAAA級オクラホマシティで52試合に出場したが、打率.214、1本塁打、17打点という低調な成績に終わり、9月1日に自由契約となった[4]

独立リーグ時代

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2024年4月18日にアメリカ独立リーグであるアトランティックリーグガストニア・ベースボールクラブ英語版と契約を結んだ。ここでは47試合に出場し、打率.284、14本塁打、42打点を記録した。

メキシカンリーグ時代

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2024年7月5日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(メキシカンリーグ)メキシコシティ・レッドデビルズに移籍した[4]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2021 NYM 37 87 79 6 15 3 0 1 21 6 0 0 0 1 4 1 3 18 2 .190 .253 .266 .519
2022 24 72 68 4 13 4 0 1 20 6 0 0 2 0 2 0 0 9 0 .191 .214 .294 .508
MLB:2年 61 159 147 10 28 7 0 2 41 12 0 0 2 1 6 1 3 27 2 .190 .236 .279 .515
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績

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捕手守備


捕手(C)






















2021 NYM 24 166 11 2 1 .989 2 10 7 3 .300
MLB 24 166 11 2 1 .989 2 10 7 3 .300
一塁守備


一塁(1B)












2021 NYM 1 5 1 0 0 1.000
MLB 1 5 1 0 0 1.000
  • 2021年度シーズン終了時

背番号

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  • 76(2021年 - 2022年)

脚注

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  1. ^ Mark Polishuk (2020年8月25日). “Mets Place Nido, Gimenez On Injured List; Juan Lagares/Patrick Mazeika Selected” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月4日閲覧。
  2. ^ Mets' Patrick Mazeika: Moved to alternate camp” (英語). CBS Sports (2020年8月26日). 2021年6月4日閲覧。
  3. ^ Tim Healey (2020年8月29日). “Andres Gimenez, MIchael Wacha, David Peterson and Jake Marisnick come off Mets' injured list” (英語). Newsday.com. 2021年6月4日閲覧。
  4. ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2024年10月14日閲覧。
  5. ^ Chris McShane (2021年5月5日). “Mets place Brandon Nimmo on injured list, call up Patrick Mazeika” (英語). SB Nation. 2021年6月4日閲覧。
  6. ^ New York Mets at St. Louis Cardinals Box Score, May 5, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年6月4日閲覧。
  7. ^ Arizona Diamondbacks at New York Mets Box Score, May 7, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年6月4日閲覧。
  8. ^ Baltimore Orioles at New York Mets Box Score, May 11, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年6月4日閲覧。
  9. ^ 宇根夏樹 (2021年5月13日). “最初の4試合で2度もサヨナラ勝ちのヒーローになったのに、MLB初安打はまだ。…マジか!?”. Yahoo!ニュース. https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/472e0ac6fa09a494b9cfb3bc56db257faae29419 2021年6月4日閲覧。 
  10. ^ New York Mets at Tampa Bay Rays Box Score, May 16, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年6月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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