ビドヤ・デビ・バンダリ
ビドヤ・デビ・バンダリ विद्यादेवी भण्डारी | |
---|---|
2019年撮影 | |
第2代 ネパール連邦民主共和国大統領 | |
任期 2015年10月26日 – 2023年3月13日 | |
首相 | K.P.シャルマ・オリ プラチャンダ シェール・バハドゥル・デウバ シェール・バハドゥル・デウバ プラチャンダ |
副大統領 | パサン |
前任者 | ラーム・バラン・ヤーダブ |
後任者 | ラム・チャンドラ・パウデル |
ネパール国防大臣 | |
任期 2009年5月25日 – 2011年2月6日 | |
大統領 | ラーム・バラン・ヤーダブ |
首相 | マーダブ・クマール・ネパール |
前任者 | バーダル |
後任者 | ビジャヤ・クマール・ガッチャダール |
ネパール人口環境大臣 | |
任期 1997年3月25日 – 1997年10月7日 | |
君主 | ビレンドラ・ビール・ビクラム・シャハ |
首相 | ロケンドラ・バハドゥル・チャンダ |
ネパール代議員議員 | |
任期 1994年11月 – 2008年4月 | |
任期 1994年1月 – 1994年8月 | |
ネパール連邦議会議員 | |
任期 2008年5月28日 – 2015年10月28日 | |
選挙区 | Party list |
個人情報 | |
生誕 | Bidya Pandey 1961年6月19日(63歳) ネパール王国(現 ネパール)、ボージプル郡マネバンジャン |
政党 | 無所属 (2015-) |
協力政党 | ネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派 (-2015) |
配偶者 | マダン・クマール・バンダリ (結婚 1982年、死別 1993年) |
子供 | 2 |
親 | Ram Bahadur Pandey(父) Mithila Pandey(母) |
教育 | ビドゥヨーダヤ高校 |
出身校 | トリブバン大学 (BA) |
ビドヤ・デビ・バンダリ(ネパール語: विद्यादेवी भण्डारी または विद्या देवी भण्डारी, IAST: Vidyā Devī Bhaṇḍārī, 1961年6月19日 -)は、ネパールの女性運動家、政治家。2015年にネパール連邦民主共和国大統領に就任した。英語表記では Bidhya (Bidya) Devi Bhandari など。
生涯
[編集]1961年、ネパール王国東部のコシ県ボジプール郡にある村にビドヤ・パンデイという名で誕生する[1]。1970年代末の学生時代から政治運動に加わり、1980年にネパール共産党マルクス・レーニン主義派に入党した。1981年、後にネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派(統一共産党)書記長となるマダン・クマール・バンダリと結婚する。結婚後は政治から遠ざかっていたが、1993年に夫がチトワン郡での不審な交通事故で死亡したことをきっかけに政界に復帰、1994年のネパール総選挙では首都カトマンズの選挙区から立候補し、ネパール会議派の党首で元・首相のクリシュナ・プラサード・バッタライを破り当選する[2][3]。
2009年から統一共産党の副議長となり、また同年5月29日から2011年2月6日までマーダブ・クマール・ネパール内閣において国防相を務めた[要出典]。
2015年10月28日、ネパール制憲議会による第2代大統領選挙が実施された。549の投票のうちバンダリの得票数は327、対立候補だったネパール会議派のクル・バハドゥール・グルングの票数は214、無効票は8という結果になりバンダリが当選した[4]。翌日の10月29日に就任し、ネパール初の女性大統領となった[5][6][7][8]。
ネパールでは2015年9月20日、2008年の王政廃止から7年目にして新憲法が公布されており、憲法には下院議員の3分の1は女性が占めることや大統領を儀礼的な国家元首とし、大統領・副大統領のいずれか一方は女性とすることが規定されていた[9][10]。初代大統領のラムバラン・ヤーダブは7年間その地位に留まっていたが、2015年の新憲法では大統領の任期は5年と定められている[要出典]。
バンダリの大統領就任に前後して、2015年9月12日には統一共産党議長のカドガ・プラサード・シャルマ・オリが首相になり、同年10月31日にはネパール人民解放軍の司令官ナンダ・キショール(バハドゥール)・プンが副大統領に就任している[要出典]。
2018年3月13日の大統領選挙でクマリ・ラクスミ・ライ(Kumari Laxmi Rai)を破り再選[11]。
2019年10月21日に迎賓館赤坂離宮で安倍晋三内閣総理大臣と会談を行い、翌22日の即位礼正殿の儀に参列した[12]。
出典
[編集]- ^ “Nepal gets first female head of state” (英語). Setopani (2015年10月28日). 2015年11月5日閲覧。“Bidhya Bhandari's biography”の第1段落参照。生まれた村の名は Ambote、両親の名はRam Bahadur Pandey と Mithila Pandey だとされている。
- ^ “Who is Bidya Devi Bhandari?” (英語). The Himalayan Times (2015年10月28日). 2015年11月5日閲覧。生まれた村の名は Guranse とされている。
- ^ “Who is Bidya Devi Bhandari? What are the 10 things you need to know about her?” (英語). India Today (2015年10月28日). 2015年11月5日閲覧。生まれた村の名は Guranse とされている。
- ^ “Nepal gets first female head of state” (英語). Setopani (2015年10月28日). 2015年11月5日閲覧。第2段落参照。
- ^ “ネパールに初の女性大統領 バンダリ氏選出”. 朝日新聞デジタル (2015年10月29日). 2015年11月5日閲覧。
- ^ “ネパールで初の女性大統領、バンダリ氏…儀礼的な職に限られ”. 産経ニュース (2015年10月28日). 2015年11月5日閲覧。
- ^ “初の女性大統領選出=統一共産党のバンダリ副議長-ネパール”. 時事ドットコム (2015年10月28日). 2015年11月5日閲覧。
- ^ “Bidhya Devi Bhandari elected Nepal's first female president” (英語). BBC (2015年10月29日). 2015年11月5日閲覧。
- ^ “君主制廃止から7年、ネパール初の女性大統領が誕生”. 東亜日報 (2015年10月30日). 2015年11月5日閲覧。第3段落参照。
- ^ “Nepal gets first woman President” (英語). The Hindu (2015年10月28日). 2015年11月5日閲覧。“Ceremonial head”の第3段落参照。
- ^ “Bidya Devi Bhandari relected as Nepal President”. Indiatimes. Times Internet. (2018年3月13日) 2018年3月14日閲覧。
- ^ 令和元年10月21日 即位礼正殿の儀参列者との二国間会談等(1) | 令和元年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ
外部リンク
[編集]
|