ファイル:亜細亜大観 02 091 "居庸關過街塔（三）（直隷省）".jpg

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概要

解説

日本語:

居庸關過街塔（三）（直隷省）
過街塔內、兩壁各々二體の四天王像の中間には漢文、梵文、西藏文、蒙古文、回紇文、及女真文を以て陀羅尼を刻み、その上部に東西各五體の喇嘛佛とその他大小無數の佛像、天井には別に各々形の異つた五箇の曼陀羅を刻する、これ等の彫刻は何れも元代のもので佛敎傳來後、經文佛像等を石に刻むことが流行した頃の遺風であるといふ、宋代木版發明の後、漸次この風が衰へたので、この居庸關のそれは支那に於ける最後の佛像經文の刻石として、元代美術の代表たると共に、支那美術史に重要な地位を占めるものである。

原典

亜細亜大観第2冊

作者

黒龍会
別名	黒竜会; 黑龍會
典拠管理	: Q171850 VIAF: 121634849 ISNI: 0000000107195363 NDL: 00259237 LCCN: n82010858 GND: 5090889-3 WorldCat

ライセンス

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