フアン・カルロス・バレーラ
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(フアン・カルロス・バレーラ・ロドリゲスから転送)
フアン・カルロス・バレーラ Juan Carlos Varela | |
フアン・カルロス・バレーラ(2014年7月)
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任期 | 2014年7月1日 – 2019年7月1日 |
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副大統領 | イサベル・サン・マロ |
任期 | 2009年7月1日 – 2014年7月1日 |
前任者 | サムエル・レウィス・ナバーロ |
元首 | リカルド・マルティネリ |
出生 | 1963年12月12日(60歳) パナマ、パナマ市 |
政党 | パナメニスタ党 |
配偶者 | ロレーナ・カスティージョ |
フアン・カルロス・バレーラ・ロドリゲス(スペイン語: Juan Carlos Varela Rodríguez、1963年12月12日 - )は、パナマの政治家。大統領(2014年 - 2019年)やパナメニスタ党代表(2006年 - 2016年)を歴任した。
2016年4月に来日している。
経歴
[編集]エレーラ県出身の企業家であるルイス・ホセ・バレーラ・アルホナのもとにパナマ市で生まれる。コレヒオ・ハビエルを卒業後、アメリカ合衆国のジョージア工科大学に進学し、1985年に産業工学の学士号を取得した[1]。
1985年から、バレーラは家族の経営するバレーラ・エルマノス社の理事を務めている。2008年までは同社の執行副社長を兼務していた。
政治の世界では1990年代のはじめに政治活動に参加し、1994年の総選挙でパナメニスタ党陣営の本部長を務めた後、2009年の大統領選で同党の大統領候補となった。その選挙戦でバレーラは、ライバルであるリカルド・マルティネリの勢力と合流し、その副大統領候補となった。その結果、2009年5月3日にパナマの副大統領に就任した。2009年7月から2011年8月まで外務大臣だった。2014年5月4日の大統領選挙では、大統領職を辞任するマルティネリ率いる「民主変革」の支持を取り付けた与党候補のホセ・ドミンゴ・アリアスを破って勝利した。得票率はバレーラが39%、アリアスが32%だった[2][3]。同年7月1日、大統領に就任した[4][5]。
人物
[編集]ジャーナリストのロレーナ・カスティージョと結婚しており、3人の子供がいる。
脚注
[編集]- ^ “Launching of the Center”. Georgia Tech Panama Logistics Innovation ahd Research Center. (2010年9月28日) 2014年5月18日閲覧。
- ^ Randal C. Archibold, "Incumbent’s Party Loses Presidency in Panama", New York Times, 4 May 2014
- ^ “Panama's New President: A Boost for Business”. Time. (May 5, 2009) May 7, 2010閲覧。
- ^ “衛藤征士郎特派大使のパナマ大統領就任式出席(概要)”. 外務省 (2014年7月4日). 2014年8月25日閲覧。
- ^ “馬英九総統が友好国パナマを訪問、バレーラ大統領の就任式に出席”. 台北駐日経済文化代表処札幌分処 (2014年7月7日). 2014年8月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式サイト
- バルセロナ国際情勢センター (CIDOB) による人物紹介
- フアン・カルロス・バレーラ (@jc_valera) - X(旧Twitter)
- フアン・カルロス・バレーラ (ValeraJC) - Facebook
党職 | ||
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先代 マルコ・アメリオ |
パナメニスタ党代表 2006年 - 2016 |
次代 ホセ・ルイス・バレーラ |
公職 | ||
先代 リカルド・マルティネリ |
パナマ共和国大統領 2014年 - 2019年 |
次代 ラウレンティノ・コルティソ |
先代 サムエル・レウィス・ナバーロ |
パナマ共和国外務大臣 2009年 - 2011年 |
次代 ロベルト・エンリケス |
パナマ共和国副大統領 2009年 - 2014年 |
次代 イサベル・サン・マロ |