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曾少宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フィガロ・ツェンから転送)
曾少宗(フィガロ・ツェン)
基本情報
繁体字 曾少宗
簡体字 曾少宗
漢語拼音 Zēng Shǎo Zōng
注音符号 ㄗㄥㄕㄠˋㄗㄨㄥ
出身地 中華民国の旗 台湾高雄市岡山鎮
(現:高雄市岡山区
生誕 (1981-11-18) 1981年11月18日(42歳)
中華民国の旗 台湾高雄県岡山鎮
(現:高雄市岡山区)
英語名 Figaro Tseng
職業 俳優歌手
活動期間 2002年 - 現在
祖籍 中国四川省成都市
影響 柴智屏
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曾 少宗(フィガロ・ツェン、Figaro Tseng、1981年11月18日 - )は台湾俳優歌手可米小子中国語版コミックボーイズ)の元メンバー。東方工商專科学院美術工芸学科卒業。台湾高雄市岡山区出身[1]。台北在住歴15年。日本での活動においては、芸能プロダクション「ザズウ」と業務提携をしている。

来歴

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可米小子時代

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2001年に台湾・CTSで制作されたテレビドラマ『流星花園』(原作:神尾葉子の漫画『花より男子』)に出演した俳優4人によって結成された男性アイドルグループ・F4の弟分を結成するため、TVBSのオーディション番組「新人幫」にて募集が行われた。3ヵ月に亘る第一次審査を通過した11人の中のひとりにフィガロは選出された。仮のユニットを組んだ11人は、バラエティ番組や情報番組に出演して司会やレポーターなどを受け持ち、各々の個性や適性を審査される。同時進行で歌やダンスのレッスンも行われた。2002年、フィガロを含む6人が選出され「可米小子」を結成。同年11月19日、1stアルバム「Hey Hah! 可米小子」でデビュー。F4のメンバーとも数多く共演して人気を得た。 2005年にグループは解散。フィガロはソロ歌手、俳優として活動を続ける。

可米小子解散後

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俳優として数多くのドラマに出演。台湾だけに留まらず、中国や日本の作品にも出演して活躍の場を広げている[2]

日本での活動

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2007年に台湾で放送されたテレビドラマ『イタズラなKissII 〜惡作劇2吻〜』が、翌2008年に日本でも放送され、知名度を上げる。 2008年、クラシエ薬品の漢方薬「カンポウ専科」かぜ薬シリーズのイメージキャラクター・“カンポウ6”のひとりに抜擢され、CMや広告に出演する。 2010年7月31日、シネマート六本木にて、ファンミーティング「Figaro 1st Memorial in Tokyo」を開催[3]。 2014年、島根県観光大使就任。 2016年、大分県観光大使就任。 2018年12月1日、台北で行われた広島県呉市イベントに出演。 2018年12月15日、渋谷区神宮前ライブスペースアロにてファンミーティング「台湾俳優フィガロ・ツェンクリスマスファンミーティング2018」を開催。

2018年より日本での芸能活動を活性化。日本の芸能プロダクション「ザズウ」が業務提携を結び、活動をフォローしている。

人物

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台湾語のほか北京語、英語が堪能である。日本語はまだまだ勉強中であると述べているが、日常会話程度は滞りなく行える。日本語を学ぶきっかけとなったのは、日本のコンピュータゲームファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」に表示される日本語を理解して、一層ゲームを楽しむためであったという[1]

幼い頃に病気を患い、その影響で右耳の聴力が低下。そのため兵役を免除されている。

投資に関心を持っている。美容にも興味があったこともあり、美容クリニックに投資。2011年10月に台北市内に「ARS雅偲診所」をオープンさせた[1]

プロフィール

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受賞歴

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  • 第50回台湾 Golden Bell Awards 美術賞(許涼涼與她的少女們 2015年)
  • 中国大陸 賈樟柯藝術中心 短片short film 競賽單元(白夜 2019年)
  • 第57回台湾2022年台湾ドラマアワード金鐘賞 優秀助演男優賞ノミネート(台湾「比悲傷更悲傷的故事」(悲しみより、もっと悲しい物語台湾版 2021年)Netflix配信

出演作品

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舞台

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  • 當妳轉身之後(2016年) - 陳聖傑 役

テレビドラマ

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※主演作品は太字表記。

台湾

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中国

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  • 白夜 Black and White(2019年、中国大陸) - 白木
  • 心证 Namaste(2019年、中国大陸) - 梁宴
  • 公園裡沒有年輕人(2020年)

日本

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配信ドラマ

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CM

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  • 津津蘆筍汁
  • 芬達汽水(中国大陸)
  • 百事音樂大使
  • 冰火-東京篇(2007年)
  • 仁山利舒-心裡的話 篇(2008年)
  • クラシエ薬品カンポウ専科」『カンポウ6 五虎湯王子』(2008年、日本)
  • 香港麥當勞-和風芥未魚柳 堡(2008年)
  • Bobson-我&我 (2008年)
  • 7-11涼麵(2011年)
  • 7-11燴飯(2011年)
  • 7-11廣島辣油沾麵(2011年)
  • 7-11洋食館熱飯糰(2011年)

バラエティ・情報番組

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ミュージックビデオ

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書籍

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  • 半成年愉快(嗎?)(2005年12月1日)
  • 曼鏡頭(2010年2月23日)
  • 中国語ジャーナル〜フィガロと学ぶ台湾流中国語〜(2011年4月 - 2012年3月)

脚注

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  1. ^ a b c d 曾少宗(フィガロ・ツェン)独占インタビュー”. 台北navi (2011年12月1日). 2024年1月17日閲覧。
  2. ^ 台湾人気俳優が見た東京・台北・北京 エンタメ業界の違い。日本エンタメの強さは…”. yahoo!ニュース (2019年12月6日). 2024年1月17日閲覧。
  3. ^ フィガロ・ツェン(曾少宗)『Figaro 1st Memorial in Tokyo 』”. アジアンハナ (2010年8月11日). 2024年1月17日閲覧。
  4. ^ <孤独のグルメ>第1話ゲストに“大魔神”佐々木主浩、八嶋智人、榊原郁恵らが出演決定!”. ザテレビジョン (2019-09 -20). 2019年10月5日閲覧。
  5. ^ 【INTERVIEW】アジア各地で人気を博すフィガロ・ツェン。日本のドラマ初出演作『サウナーマン~汗か涙かわからない~』について聞いた。”. WANI BOOKOUT (2019-10 -04). 2019年10月5日閲覧。
  6. ^ 料理の得意なフィガロが日本各地を巡り、中華のアイデアをミックスした創作料理を作る番組[1]

外部リンク

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