フリードリヒ・チェルハ
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(フリードリヒ・ツェルハから転送)
フリードリヒ・チェルハ Friedrich Cerha | |
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(2006年撮影) | |
基本情報 | |
生誕 |
1926年2月17日 オーストリア、ウィーン |
死没 | 2023年2月14日 (96歳没) |
職業 | 作曲家、指揮者 |
フリードリヒ・チェルハ(フリードリヒ・ツェルハ、Friedrich Cerha, ドイツ語: [ˈtsɛɐhaˑ], 1926年2月17日 - 2023年2月14日)は、オーストリアの作曲家、指揮者。
経歴
[編集]ウィーン音楽院でヴァイオリン、作曲、音楽教育を、ウィーン大学で音楽学、ドイツ語およびドイツ文学、哲学を学んだ。1958年、クルト・シュヴェルツィクとともに、オーストリアの現代音楽発展のために、アンサンブル・ディ・ライエを結成。さらに、作曲のかたわら、アルバン・ベルク、アルノルト・シェーンベルク、アントン・ヴェーベルン作品の解釈者として名声を得る。新ウィーン楽派への強い愛着から、未完成だったベルクのオペラ『ルル』を完成させ、1979年、ピエール・ブーレーズ指揮で世界初演された。2012年エルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞受賞。
教え子には、ペトル・コティーク、ゲオルク・フリードリヒ・ハース、カールハインツ・エッスルらがいる。
作品
[編集]- オペラ『バール』 Baal(1974年/1981年) - テキストはベルトルト・ブレヒト。
- オペラ『Der Rattenfänger』(1987年) - テキストはカール・ツックマイヤー。
- アルバン・ベルクのオペラ『ルル』 Lulu の補筆(1962年 - 1978年)
- オペラ『シュタインフェフドの巨人』 Der Riese vom Steinfeld(2002年) - テキストはペーター・トゥリーニ。ウィーン国立歌劇場の委嘱。
- Requiem für Hollensteiner(1982年/1983年)
- シュピーゲル第1番 - 第7番 Spiegel I-VII(1960年 - 1972年)
- Netzwerk(1981年)
- Baal-Gesänge(1983年)
- Keintaten(1983年)
- 大管弦楽のためのインパルス(1992年 - 1993年) - ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団150周年記念に献呈。
- Fünf Stücke für Klarinette in A, Violoncello und Klavier, komponiert(1999年 - 2000年)
- ソプラノ・サクソフォーン協奏曲(2004年)
- 打楽器協奏曲(2007年 - 2008年)
脚注
[編集]- ^ “Komponist und Dirigent Friedrich Cerha gestorben” (ドイツ語). DER STANDARD. 2023年2月16日閲覧。