イェトスト
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(ブルノストから転送)
イェトスト gjetost | |
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分類 | 加工したもの[1][2] |
原料 | 牛乳、ヤギ乳(10%以上)など(本文参照)。 |
原産国 | ノルウェー |
生産場所 | 酪農工場 |
生産期間 | 一年中 |
形状 | 直方体 |
重量 | 200-4,000kg |
脂肪分 | 30-38 |
表皮 | なし |
熟成 | 非熟成[3][4] |
イェトスト (gjetost) はノルウェーで生産されるチーズ。"gjet"(イェト)は「ヤギ」を、"ost"(オスト)は「チーズ」をあらわすノルウェー語で、すなわち"Gjetost"は「ヤギのチーズ」の意[5]。乳清(ホエー)を煮詰めてカラメル状にすることにより茶色の外見を見せる、brunost (brown cheese) というジャンルのチーズのひとつ[5][6]。ベースとなる乳清には牛乳を使い、10%以上のヤギ乳を混ぜ、さらにクリームや乳糖を添加してつくられる[4]。かつては乳清もヤギ乳を使っていた[2][4]。
外見と味はチーズ離れしており、チョコレートキャンディー[2]やキャラメル[4]に似るとされる。ノルウェーにおいては朝食時に薄くスライスして食す[4]。紅茶やコーヒーと相性がよい[2]。
なお、日本における位置づけとして、輸入通関上はホエーチーズすなわちナチュラルチーズに分類されるものの、『乳等省令』による「種類別」では2005年5月16日まではナチュラルチーズ、それ以降は濃縮ホエイ(濃縮ホエー)として分類されるようになっている[7]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り下記文献『チーズ図鑑』による。
- ^ a b c d 本間るみ子; 増井和子; 山田友子 著、文藝春秋 編『チーズ図鑑』(7版)株式会社文藝春秋〈文春新書〉、2009年、211頁。ISBN 4-16-660182-2。
- ^ 『チーズ入門』日本食糧新聞社〈食品知識ミニブックスシリーズ〉、2017年、28頁。ISBN 9784889272604 。
- ^ a b c d e NPO法人チーズプロフェッショナル協会 監修『世界のチーズ図鑑』マイナビ、2015年、161頁。ISBN 9784839954802 。
- ^ a b “チーズのプロ Fromager vol.22 塩キャラメルのような味わいのチーズ。イェトストを楽しむ!”. チーズクラブ- Cheese Club-チーズマガジン. 雪印メグミルク株式会社. 2019年3月10日閲覧。
- ^ ノルウェー王国大使館. “一度は食べて欲しい!ノルウェーの絶品“山羊のチーズ””. ippin. ぐるなび. 2018年3月10日閲覧。
- ^ 『チーズ入門』、38頁。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、ブラウンチーズに関するカテゴリがあります。