プリンス・イベ
エル・カロール・デ・カンクン | |
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ポジション | センター |
基本情報 | |
愛称 | プリンス |
英語 | Prince Ibeh |
国籍 | ルワンダ |
生年月日 | 1994年6月3日(30歳) |
出身地 | イギリス |
身長 | 208cm (6 ft 10 in) |
体重 | 111kg (245 lb) |
キャリア情報 | |
ドラフト | 2016年NBAドラフト外 |
選手経歴 | |
2012-2016 2016-2018 2018-2019 2019 2019-2020 2020-2021 2021 2021 2021-2022 2022 2022 2022-2023 2023 2023 2023-2024 2024 2024 2024- |
テキサス州立大学ロングホーンズ ロングアイランド・ネッツ 横浜ビー・コルセアーズ ノースポート・バタン・ピア ハンブルク・タワーズ プリマス・レイダーズ ペイトリオッツBBC クラブ・アトレチコ・アグアダ 新北中信特攻 クラブ・トルヴィル ノースポート・バタン・ピア 台湾ビール・ヒーローベアーズ グアロス・デ・ララ APR BBC メラルコ・ボルツ ペニャロール 台北富邦ブレーブス エル・カロール・デ・カンクン |
選手情報 B.LEAGUE.jp |
プリンス・イベ(Prince Ibeh、1994年6月3日 - )は、イギリス生まれ、アメリカ合衆国テキサス州育ちのプロバスケットボール選手。ポジションはセンター。208cm、111kg[1]。
来歴
[編集]アマチュア選手時代
[編集]テキサス州立大学では攻撃力の不足やファウルトラブルの多さなどでコーチの信頼を得ることができず、3年次までキャメロン・リドリーの控えであったが、同選手の怪我による欠場をきっかけにレギュラーをつかみ[2]、2016年の全米NCAA 1部 Big 12 Defensive Player of the Yearの受賞とBig 12 All-Defensive Teamに選出された[3]。大学通算のブロックショット数は212で、これはNCAA 1部(Big12)における歴代11位の記録である[4]。2016年NBAドラフト指名プロスペクトの一人であったが、同ドラフトで指名されることはなかった。
プロ選手時代
[編集]Gリーグ Long Island Netsにおける2017-18シーズンの成績は32試合出場(スターター15試合)1試合平均のスタッツは、出場時間11.5分、3.0得点、2.9リバウンド、1.4ブロック、0.2アシスト、0.3スティールである[5]。 2018年10月27日に日本のBリーグ1部中地区 横浜ビー・コルセアーズと2018-19シーズンの契約を結んだ[1]。
2019年1月30日の三河戦で左足三角靱帯損傷を負い3週間の離脱となり[6]。2月28日に契約解除が発表された[7]。
2019年7月30日、バスケットボール・ブンデスリーガに所属するハンブルク・タワーズ(英語版)との契約が発表された[8]。リーグ戦15試合に出場し、1試合平均17.9分の出場で、5.9得点、4.1リバウンド、1.7ブロックという成績を残した[9]。
2020年10月26日、ブリティッシュ・バスケットボール・リーグに所属するプリマス・レイダーズ(英語版)との契約が発表された[10]。リーグ戦では16試合に出場し、1試合平均20.9分の出場で、6.6得点、7.3リバウンド、1.8ブロックという成績を残した[11]が、4月にはチームを退団した[12]。
2021年5月、バスケットボール・アフリカリーグに所属するペイトリオッツBBC(英語版)との契約が発表された[13]。6試合に出場し、1試合平均7.8得点、5.7リバウンド、1.3アシスト、1.2ブロックという成績を残した[14]。
2021年9月3日、リーガ・ウルグアイア・バスケットボールに所属するクラブ・アトレティコ・アグアダ(英語版)との契約が発表された[14]。
2021年10月14日、T1 リーグに所属する新北中信特攻(英語版)との契約が発表された[15]。
2022年3月15日、再びウルグアイに戻り、リーガ・ウルグアイア・バスケットボールに所属するクラブ・トルヴィル(英語版)との契約が発表された[16]。
人物
[編集]バスケットボールプレイヤーとしての特徴
[編集]- プリンス自身は、自分の選手としての特徴として「フィジカルの強さ」「身体能力の高さ」「俊敏性」を挙げており、リバウンド、ショットブロックでゲームの流れを変えることができる。守備能力でチームに貢献するプレイヤーだと語っている[17]。
- 身長208cm、ウィングスパンは213cm、スタンディングリーチ 274cm 体重111kgとセンターポジションとして非常に恵まれた身体である[2]。
- フリースロー成功確率は、大学からプロに至るまでの大半のシーズンで30~40%台を推移しており、2017-18シーズンは21.6%と相当な苦手としている[18]。2018-19シーズンにおけるBリーグでのフリースロー試投数は30回あり成功は5回。成功確率は16.7%である。
その他
[編集]- 横浜ビー・コルセアーズ オフィシャルブーストソングにおける選手紹介
- 2018-19 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン! 濱のプリンス こりゃいーべ」[19]
ルワンダ代表
[編集]2021年2月、アフロバスケット2021予選に挑むバスケットボールルワンダ代表に選出され、代表デビューを果たした[20]。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG | |
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Bリーグ 2018-19 | 横浜ビー・コルセアーズ |
脚注
[編集]- ^ a b “2018-19シーズン 新加入選手契約締結のお知らせ”. 横浜ビー・コルセアーズ (2018年10月27日). 2018年10月28日閲覧。
- ^ a b “Prince Ibeh - Source: http://www.draftexpress.com/profile/Prince-Ibeh-6449/ ©DraftExpress /DraftExpress”. DraftExpress/ Mike Schmitz Mike Schmitz©DraftExpress (2016年4月20日). 2018年10月28日閲覧。
- ^ “Nation's Best Lead All-Big 12 Men's Basketball Awards”. NeuLion College (2016年3月6日). 2018年10月28日閲覧。
- ^ “44 - Prince Ibehl Awards”. NBADraft.net (2016年5月9日). 2018年10月28日閲覧。
- ^ Prince Ibeh
- ^ “プリンス・イベ選手 負傷のお知らせ”. (2019年2月1日) 2019年2月1日閲覧。
- ^ “プリンス・イベ選手 契約解除のお知らせ”. (2019年2月28日) 2019年2月28日閲覧。
- ^ “Prince Ibeh komplettiert Hamburgs Frontcourt”. basketball.de. 2019年7月30日閲覧。
- ^ “PRINCE IBEH GAME BY GAME 2019-2020 SEASON”. Proballers. 2020年1月25日閲覧。
- ^ “"Plymouth Raiders add Ibeh to their roster, ex Hamburg"”. Eurobasket.com. 2020年10月26日閲覧。
- ^ “PRINCE IBEH GAME BY GAME 2020-2021 SEASON”. Proballers. 2021年4月3日閲覧。
- ^ “Plymouth Raiders announce departure of two players”. plymouthherald.co.uk. 2021年4月20日閲覧。
- ^ “Patriots coach confirms rapper J. Cole on club’s roster for Basketball Africa League”. The New Times. 2021年5月11日閲覧。
- ^ a b “"Aguada tabs Prince Ibeh, ex Patriots"”. afrobasket.com. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “T1/昔NCAA年度防守球員伊布 加盟中信守護特攻陣地”. 今日新聞. 2021年10月14日閲覧。
- ^ “Príncipe Rojo”. basquetcaliente.com. 2022年3月15日閲覧。
- ^ [1]
- ^ Prince Ibeh
- ^ 横浜ビー・コルセアーズ インフォメーション 北山田駅構内
- ^ “England-based Chinenye added to squad for Afrobasket qualifiers”. The New Times. 2021年2月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- プリンス・イベ (@P33zus) - X(旧Twitter)(2017年3月- )