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ホーフブルク宮殿

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ホーフブルク王宮から転送)
ホーフブルク宮殿
Hofburg
広場から。19世紀以降に増築された部分
(下記構成図12,14,15)
地図
概要
所在地 オーストリアの旗 オーストリアウィーン
座標 北緯48度12分23秒 東経16度21分55秒 / 北緯48.2064度 東経16.3653度 / 48.2064; 16.3653座標: 北緯48度12分23秒 東経16度21分55秒 / 北緯48.2064度 東経16.3653度 / 48.2064; 16.3653
ウェブサイト
www.hofburg.com
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ホーフブルク宮殿(ホーフブルクきゅうでん、: Hofburg、「皇宮」の意)は、オーストリアウィーン中央にある元皇宮宮殿。13世紀頃に建設後、ハプスブルク家神聖ローマ帝国の王宮となり、1918年までオーストリア・ハンガリー帝国の皇帝の宮殿として使われた[1]

概要

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連邦大統領公邸(5)。17世紀レオポルト1世 (神聖ローマ皇帝)時代の建造部分。

現在この中にはオーストリアの連邦大統領の公邸[2]や、欧州安全保障協力機構(OSCE)の常設会議場、オーストリア国立図書館シシィ博物館、イベントスペース等が置かれている。

640年にわたりハプスブルク家の政治中枢であり居城であった宮殿で、ホーフブルク王宮とも呼ばれる[3]シェーンブルン宮殿が夏の離宮で、こちらは冬の主皇宮として使用された。

ハプスブルク家の歴代オーストリア皇帝が住んでいた宮殿であり、広大な敷地内には、旧王宮や新王宮、オーストリア国立図書館、アウグスティナー教会、アルベルティーナ美術館、王宮庭園、乗馬学校、スイス宮などが立ち並ぶ。

歴史

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18世紀の宮殿内部(6)。ヨーゼフ2世マリア・イザベラ・フォン・ブルボン=パルマの結婚晩餐会の様子。マルティン・ファン・マイテンス画、1763年

13世紀頃(1275年ごろ)にオーストリア公国公城として、オーストリア公オタカル2世によって建てられたと言われている。その後、オタカル2世が神聖ローマ皇帝ルドルフ1世(ハプスブルク家)に敗れ、ハプスブルク家の居城 兼 皇宮となった[3]。その後も増改築を繰り返し、今の姿となった。

それから、神聖ローマ帝国オーストリア公国オーストリア大公国)、そしてオーストリア・ハンガリー帝国の皇帝の宮殿、そしてウィーンの市壁ドイツ語版の一部として使用された。

1278年から1918年の間はハプスブルク家の居城と権力の中心であり、ホーフブルクで生まれた歴史的人物の中には、マリー・アントワネットマリア・レオポルディナ・デ・アウストリアらがある。2,600室以上の客室を有すと言われ、20ヘクタールの面積を占める建築の壮大さと大きな庭園が存在する。

1938年、新宮殿のテラスで、アドルフ・ヒトラーオーストリア併合を宣言した。

1945年以降は、オーストリア大統領公邸、教会、美術館、図書館などが入った複合施設となっている。

今日、広大な複合施設には、オーストリア国立図書館、スペイン乗馬学校、オーストリア大統領の官邸オーストリア国立博物館があり、その中にはウィーン会議で使用された部屋、そして約7世紀の治世の間にハプスブルク家によって蓄積された神聖な宝物や芸術作品のコレクションが納められた。

構造

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ホーフブルク宮殿の図解
色別建造年代:
  13世紀‐17世紀
  18世紀
  19世紀‐20世紀

宮殿は様々な建物が増築された複合建築物となっている。

  • 1) Schweizerhof(スイス宮殿、Schweizertrakt、王宮宝物館 等)
  • 4) Amalienburg(アマリア宮殿、皇帝の部屋:Kaiserappartements、シシィ博物館 等)
  • 5) Leopoldinischer Trakt(レオポルト宮、1946年以降は連邦大統領公邸)
  • 7) Winterreitschule(冬季乗馬学校
  • 8)Hofbibliothek(宮廷図書館
  • 11) Reichskanzleitrakt(帝国宰相府)
  • 13) Michaelertrakt(ミヒャエル宮殿)
  • 14) Neue Burg(新宮殿)

位置

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ウィーンの中心部に位置し、宮殿と庭園の複合を形成している。最寄駅は、ウィーン地下鉄3号線ヘレンガッセ駅。

脚注

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出典

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  1. ^ ホーフブルクhttps://kotobank.jp/word/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF 
  2. ^ 水野久美『いつかは行きたいヨーロッパの世界でいちばん美しいお城』大和書房〈ビジュアルだいわ文庫〉、2014年6月、155頁。ISBN 978-4-479-30489-0 
  3. ^ a b 『るるぶウィーン・プラハ・ブダペスト』(2017年版)JTBパブリッシングるるぶ情報版海外〉、2016年2月、16頁。ISBN 978-4-533-10925-6 

関連項目

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外部リンク

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