ボストン・テリア
表示
(ボストン・テリヤから転送)
原産地 | アメリカ合衆国 | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||
イヌ (Canis lupus familiaris) |
ボストン・テリア(英: Boston terrier)は、アメリカ合衆国原産の小型犬。数少ないアメリカ原産の犬で、誕生の記録がしっかりとある犬の種類は珍しいとされている。1800年頃にアメリカのマサチューセッツ州ボストン地域でブルドッグとブル・テリア、ホワイト・イングリッシュ・テリア等をかけあわせ誕生した。たった4頭から始まったボストンテリアは当初はは23kg程と、現在よりもはるかに大きく、ボストン・ブルと呼ばれており、かなりの大型だったが、ブリーダー達による改良と努力を重ね、現在のコンパクトでスクエアな洗練された体型となった。日本では2016年1月から2016年12月の間に登録された頭数では、約2,100頭程がジャパンケネルクラブ(JKC)に登録されている。アメリカ・ケネル・クラブ(AKC)5,566頭、イギリス・ケネル・クラブ(KC)2,031頭。
特徴
[編集]この節には百科事典にふさわしくない内容が含まれている可能性があります。 |
- 短毛(スムース)、立った耳と短い尻尾、短い鼻を持った小型の犬である。
- 毛色はブリンドル(ボストンカラー)で、首、胸、口吻のまわり、目の間にマーキングが入る。胸、首の周り、前脚の下半分、後足の飛節から下、口吻と目と目の間が白いことが望ましいが、白毛の部分が目に接しているのは望ましくないとされている。耳は断耳する場合もある。
- 体高は♀♂28~38cm、体重は♀6.8~9kg未満 ♂9~11.35kg。アメリカではライト6.8kg未満、ミディアム6.8~8kg、ヘビー9~11.35kgと3つの大きさに分類される。小型ながら体つきはがっしりとしている。
- 小型化するにつれ、ブルドッグやブルテリアのような闘争本能は影をひそめ、ユーモアある表情、知能は高く、温厚な性格となった。活発だがお行儀が良いため、その毛色から、「アメリカ犬界の紳士」「タキシードを着た紳士」「小さなアメリカ紳士」とも呼ばれている。
- 皮毛の手入れはトリミング要らずでとにかく楽だが、暑さと寒さに弱く、特に夏場の温度管理には注意が必要である。
- 運動は毎日必要だが、短時間でよい。
- 愛嬌があり利口な性格
呼吸器に負担がかかるような激しい運動は避ける。
散歩は少なくとも1日朝夕2回のお散歩(1回あたり30~60分程)が必要
- 価格 ペットタイプ約20万~ ショータイプ約37万円~
-
虎毛のボストンテリア
-
生後間もないボストンテリア
-
生後3ヶ月
その他
[編集]- 米国マサチューセッツ州の州の犬である。
- ボストン大学のマスコット(レット・ザ・ボストン・テリア)になっている。同大学のスポーツチームはテリアズと呼ばれる。
関連項目
[編集]- 犬の品種一覧
- フレンチ・ブルドッグ
- のらくろ
- イギー - 漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』に登場するキャラクター。