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マヘーシュ・バーブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マヘーシュ・バーブ
Mahesh Babu
Mahesh Babu
マヘーシュ・バーブ(2017年)
本名 ガッタマネーニ・マヘーシュ・バーブ(Ghattamaneni Mahesh Babu)
生年月日 (1975-08-09) 1975年8月9日(49歳)
出生地 インドの旗 インド タミル・ナードゥ州マドラス(現チェンナイ)
職業 俳優
ジャンル テルグ語映画
活動期間 1979年-1990年
1999年-現在
配偶者 ナムラタ・シロドカール英語版(2005年-現在)
著名な家族 クリシュナ(父)
ラメーシュ・バーブ英語版(兄)
マンジュラ・ガッタマネーニ英語版(姉)
事務所 G・マヘーシュ・バーブ・エンターテインメント英語版
主な作品
ジャスミンの花咲く家英語版
リシの旅路英語版
受賞
フィルムフェア賞
テルグ語映画部門主演男優賞
2004年『Okkadu
2007年『Pokiri
2011年『Dookudu
2013年『ジャスミンの花咲く家』
2015年『Srimanthudu
その他の賞
署名
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マヘーシュ・バーブ(Mahesh Babu、1975年8月9日 - )は、インドテルグ語映画で活動する俳優。インド映画界を代表するセレブリティの一人であり、2012年からは『フォーブス・インディア』の「セレブリティ100」に何度もランクインしている[1][2]。メディアからは「トリウッドのスーパースター(Superstar of Tollywood)」と呼ばれ[3]、これまでにフィルムフェア賞 南インド映画部門ナンディ賞南インド国際映画賞IIFAウトサヴァムを受賞している。このほか、映画製作会社G・マヘーシュ・バーブ・エンターテインメント英語版を経営し[4]、2019年には映画興行事業に参入してガチバウリ英語版シネマコンプレックス・AMBシネマズを開業した[5]。また、人道支援などの慈善活動積極的にも行っており、「マヘーシュ・バーブ財団」を通して先天性心疾患を患う児童のいる家庭に手術費用を提供している[6]。2019年にはテルグ俳優として初めてマダム・タッソー・シンガポール分館英語版に蠟人形が設置された[7][8][9]

生い立ち

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1975年8月9日、テルグ俳優のクリシュナとインディラ・デーヴィの第4子としてマドラスで生まれた[10][11][12]。長兄ラメーシュ・バーブ英語版はプロデューサーとして映画界で活動し、長姉パドマーワティはテルグ・デサム党所属の連邦下院議員ガラ・ジャヤデーヴ英語版と結婚している[13]。また、次姉マンジュラ・ガッタマネーニ英語版は女優として映画界で活動しており、妹プリヤダルシニはテルグ俳優のスディール・バーブ英語版と結婚している[14][15]。生家のガッタマネーニ家はバリパレム英語版に出自を持つ一家である[16]

マヘーシュ・バーブは幼少期をマドラスで過ごし、母方の祖母ドルガンマに育てられた[17]。成長後はセント・ビーズ・アングロ・インディアン高等学校英語版を経てロヨラ大学チェンナイ校英語版に進学して商学の学位を取得している[10][18]

キャリア

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俳優

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1979年 - 2003年

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1979年に兄ラメーシュと共に『Needa』の撮影現場を見学した際、監督のダサリ・ナーラーヤナ・ラーオに求められて一部のシーンに出演している。1983年にはコーディー・ラーマクリシュナ英語版の求めに応じて『Poratam』に出演し[19]、その後も子役として『Sankharavam』『Bazaar Rowdy』『Mugguru Kodukulu』『Gudachari 117』『Koduku Diddina Kapuram』『Balachandrudu』『Anna Thammudu』に出演している[19]。1999年にK・ラーガヴェンドラ・ラーウの『Rajakumarudu』で主演デビューし[20]ナンディ賞 新人男優賞を受賞した[21]。2000年には『Yuvaraju』『Vamsi』に出演し、2001年にはクリシュナ・ヴァムシー英語版の『Murari』に出演している。同作はキャリアの中で重要な作品に位置付けられており、またマヘーシュ・バーブもお気に入りの作品の一つに挙げている[22][23]。『Murari』の演技は批評家から高い評価を得ており、ナンディ賞 審査員特別賞英語版を受賞したほか[21]フィルムフェア賞 テルグ語映画部門主演男優賞にノミネートされた。2002年には『Takkari Donga』で再びナンディ賞審査員特別賞を受賞し[21]、2003年はグナシェカールの『Okkadu』でブーミカー・チャーウラー英語版と共演してフィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞を受賞した[24][25]。続けて出演した『Nijam』ではラクシータ英語版と共演し[26]、『Rediff.com』のヴィジャヤラクシュミーから「彼の存在は、映画の後半パートを観るべき唯一の理由となっている」と批評されたほか[27]ナンディ賞 主演男優賞を受賞し[28]、フィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞にノミネートされている。

2004年 - 2010年

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2004年は姉マンジュラ・ガッタマネーニがプロデュースした『Naani』でアミーシャ・パテール英語版と共演ししたが、興行成績は振るわなかった[22]。続けて出演した『Arjun』ではナンディ賞審査員特別賞を受賞し[29]、興行的にも成功を収めている[30][31]。同作はインド国際映画祭のメインストリーム部門で上映されたほか、キールティ・レッディ英語版の引退作としても知られている[32]。2005年にはトリヴィクラム・シュリーニヴァース英語版の『Athadu』でトリシャー・クリシュナンと共演し[33]、同年のテルグ語映画で最も高い興行収入を記録した映画の一つとなった[34][35]。また、マヘーシュ・バーブの演技も高い評価を受け、ナンディ賞主演男優賞を受賞したほか[36]、フィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞にノミネートされている。彼の演技について『Idlebrain.com』は「マヘーシュ・バーブはプロの殺し屋役をスタイリッシュで素晴らしい演技を見せてくれた」と批評している[37]

2006年はプリ・ジャガンナード英語版の『Pokiri』に出演し、同作には姉マンジュラ・ガッタマネーニが製作として参加している[38]。彼の演技は滝愛評価を得ており、『ザ・ヒンドゥー英語版』のY・スニータ・チョーダリーは「近年マヘーシュが選択する出演作には疑問符が付くようなケースが多く、彼のキャリアに大きな影を落としていたが、『Pokiri』での落ち着いた演技によって疑問は払拭され、スター俳優の地位を難なく取り戻した」と批評したほか[38]、同作の演技でマヘーシュ・バーブはフィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞を受賞した[39]。同年には『Sainikudu』にも出演し[40]、『Rediff.com』から「マヘーシュ・バーブは『Pokiri』と同様にクールな演技を見せた。彼は難なく役柄をこなしているが、観客に既視感を与えてくる。彼は何度も見せ場を作っているが、あまり派手な演技を見せてくることはない」と批評している[41]

2007年は『Athidhi』に出演し、共演者のアムリタ・ラーオ英語版は同作でテルグ語映画デビューを果たした。また、同作には兄ラメーシュ・バーブが製作として参加している[42]。『Idlebrain.com』のジーヴィは「マヘーシュは『Pokiri』に出演した時のような無鉄砲なキャラクター描写を踏襲している。前半パートのアクションシーンではエンターテインメント性を織り交ぜて演じている。また、感情に訴えかけるようなシーンも多く、マヘーシュ・バーブは完璧な演技を見せてくれた」と批評し[43]、『Rediff.com』からは「マヘーシュは本作で才能を惜しみなく発揮している。役柄は彼のイメージにピッタリで、難なく演じている。『Pokiri』と同様に『Sainikudu』でも非常にクールな存在感を放っているが、彼の才能を考えると別の異なるものに挑戦するべきではないかと感じる」と批評されている[44]。また、2008年には『Jalsa』で声優として出演している[45]

『Athidhi』公開後は7か月間の休止期間を経て、さらに2か月後にインドの鉱業詐欺英語版を題材とした『Khaleja』の出演契約を結んだが[46]、製作が遅延したことで最終的に2年間出演作が公開されない状態に陥った。この間に祖母と妻ナムラタ・シロドカール英語版の両親と死別しており、父クリシュナからは『Khaleja』の製作の遅れによる今後のキャリアの先行きを不安視されてたという[47]。『Khaleja』は2010年に公開され国内では興行的に失敗したものの[48]、海外市場では好調な興行成績を記録した結果、当時のテルグ語映画で最も高い興行収入を記録する作品の一つとなった[49]。彼の演技について『Rediff.com』は「この映画の精神はマヘーシュであり、台詞回し、アクション、ダンス、感情表現など、彼は難なくこなしていた」と批評している[50]。また、映画自体も『フィルム・コンパニオン』から「過去10年間で最も素晴らしいテルグ語映画トップ25」の一つに選ばれている[51]

2011年 - 2014年

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第61回フィルムフェア賞南インド映画部門授賞式で主演男優賞をタマンナー・バティアから受け取るマヘーシュ・バーブ(2014年)

2011年にシュリーヌ・ヴァイトラの『Dookudu』でサマンタと共演し[52]、フィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞、ナンディ賞主演男優賞、南インド国際映画賞 テルグ語映画部門主演男優賞を受賞した[53][54][55]。また、興行収入は10億ルピーを越え、この年のテルグ語映画で最も高い興行収入を記録する作品の一つとなった。この間、「マヘーシュ・バーブが『Dookudu』の成功により、報酬として1億2000万ルピーを受け取った」という噂が流れ、税務当局が彼の自宅を家宅捜索するトラブルが起きている[56]。2012年は『Businessman』でカージャル・アグルワールと共演し、マフィアのスーリヤ役を演じた[57]。彼の演技は批評家から絶賛され[58]、フィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞と南インド国際映画賞テルグ語映画部門主演男優賞にノミネートされた[59][60]。また、この年は南インド俳優の中でラジニカーントに次いで収益を上げた俳優となった[61]

2013年にはシュリーカーント・アッダーラ英語版の『ジャスミンの花咲く家英語版』に出演し[62]ヴェンカテーシュ・ダッグバーティアンジャリ英語版、サマンタと共演した[63]。同作はこの年のテルグ語映画で最も高い興行収入を記録する作品の一つとなり[64]、マヘーシュ・バーブの演技も高い評価を受け[65]、フィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞と南インド国際映画賞テルグ語映画部門主演男優賞を受賞した[66][67]。また、この年はシュリーヌ・ヴァイトラの『バードシャー テルグの皇帝』に声優として出演している[68]。2014年はスクマール英語版の『1: Nenokkadine』に出演して批評家から高い評価を受け[69][70][71][72]、南インド国際映画賞テルグ語映画部門主演男優賞にノミネートされた[73]

2015年 - 現在

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『Brahmotsavam』撮影現場でのマヘーシュ・バーブとカージャル・アグルワール(2016年)

2015年はコラターラ・シヴァ英語版の『Srimanthudu』でシュルティ・ハーサンと共演し、同作はマヘーシュ・バーブが設立したG・マヘーシュ・バーブ・エンターテインメント英語版の初製作作品となった[74][75]。同作は批評家から好意的な評価を得ており[76]、マヘーシュ・バーブもフィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞と南インド国際映画賞テルグ語映画部門主演男優賞を受賞している[77][78][79]。また、彼の演技について『バンガロール・ミラー英語版』のセードゥマーダヴァン・Nは「『Srimanthudu』は最高にチャーミングなマヘーシュ・バーブがいなければ、こえほど効果的な映画にはならなかっただろう。彼は感情を動かされるシーンで落ち着いた演技を見せることで、観客を楽しませてくれる」と批評している[80]

2016年は『Brahmotsavam』はカージャル・アグルワール、サマンタ、プラニータ・スバーシュ英語版と共演したが[81]、興行成績は振るわなかった[82]。2017年にはA・R・ムルガダースの『Spyder』でタミル語映画デビューし[83]、同作は興行収入11億8000万ルピーを記録するヒット作となった[84]。批評家からはキャストの演技は絶賛されたものの演出や脚本については酷評されている[85]。2018年には『Bharat Ane Nenu』でアーンドラ・プラデーシュ州首相バーラト・ラーム役を演じ[86]、フィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞にノミネートされた。2019年はヴァムシー・パイディパッリの『リシの旅路英語版』に出演し[87]、貧困にあえぐ農村を救おうとするIT実業家リシ・クマール役を演じて批評家から演技を絶賛された[88]。同作の公開後、週末に複数の人たちが共同で農業に従事する「週末農業(weekend farming)」という農業チャレンジが流行し[89][90]、『ザ・ステイツマン英語版』は「『リシの旅路』をきっかけに若者たちの間に農村部が直面する問題に対する意識が高まった」と指摘している[91]。また、2020年2月にはラジーヴ・ガンディー知識工学大学英語版で「キャンパス・ファーミング」が開催されるなど、『リシの旅路』は社会現象を巻き起こした[92]

2020年に出演した『Sarileru Neekevvaru』ではフィルムフェア賞テルグ語映画部門主演男優賞にノミネートされた[93]。同作の放送権はジェミニTV英語版が取得し[94]、同年3月25日に初放送された際には個人視聴率23.4パーセントを記録している[95]。2022年には『Sarkaru Vaari Paata』に出演し[96]、彼の演技について『ニュース・ミニッツ英語版』のバーラクリシュナ・ガネーサンは「マヘーシュ・バーブが、これまでのマッチョなイメージを捨てて女性を口説く姿は実に素晴らしい。彼はこれらのシーンで観客を楽しませてくれる」[97]、『ヒンドゥスタン・タイムズ英語版』のハリチャラン・プディペッディは「マヘーシュ・バーブはこの映画の責任を一身に背負い、退屈なシーンでさえ満足のいく仕事をこなし、映画を支えている」とそれぞれ批評している[98]。2024年に出演した『グントゥールの激辛男英語版』は興行的に失敗したものの、マヘーシュ・バーブの演技は高い評価を得ている[99][100][101]

慈善活動

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マヘーシュ・バーブは自身の名前を冠した「マヘーシュ・バーブ財団」を通して地位社会支援や児童支援のために活動しており、先天性心疾患を患う児童の手術費用の支援などを主な活動としている。また、アーンドラ病院やレインボー病院英語版と連携して公益信託を目的とした非営利団体「Heal A Child」を運営している[6]。このほかに貧困家庭の学生に対して奨学金を支給し、アーンドラ・プラデーシュ州バリパレムとテランガーナ州シッダプラム英語版の学校・図書館・下水道整備などの都市開発にも参加している[102]。さらに村人たちのために健康診断を実施し、COVID-19ワクチンなどの医療品の提供も行っている[103]。彼はCOVID-19ワクチンについての啓蒙を目的としたAIG病院の「エンド・コロナ・キャンペーン」の支援も行っている[104][105]

2013年には末期癌の子供の治療費を提供する非営利団体「ヒール・ア・チャイルド財団」の親善大使に就任した[106]。マヘーシュ・バーブは俳優活動で得た収入の30パーセントを慈善活動に費やしているが、活動の詳細については公表されていない[107]。同年8月にはファルハーン・アクタル英語版が主催する「レイプと差別に反対する男性たち英語版」のキャンペーンに参加し、彼の父ジャーヴェード・アクタル英語版が作詞した詩のテルグ語版に声優として声を提供している[108]。また、2014年10月にはサイクロン・ハドハド英語版の被害を受けた地域の復興を目的としたアーンドラ・プラデーシュ州首相主催の救済基金に250万ルピーを寄付している[109]

フィルモグラフィー

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作品 役名 備考 出典
1979 Needa 本人役 子役出演 [110]
1983 Poratam ブッジ [111]
1987 Sankharavam ラージャー [112]
1988 Bazaar Rowdy マヘーシュ [110][113]
1988 Mugguru Kodukulu スレーンドラ [110][114]
1989 Gudachari 117 チンナ [110]
1989 Koduku Diddina Kapuram ヴィノード、プラモード
1990 Anna Thammudu ムラリ
1990 Balachandrudu バーラチャンドラ [112]
1999 Rajakumarudu ラージャー 主演デビュー作 [110]
2000 Yuvaraju シュリーニヴァース [115]
Vamsi ヴァムシー [116]
2001 Murari ムラリ [117]
2002 Takkari Donga ラージャー [118]
Bobby ボビー [119][120]
2003 Okkadu アジャイ・ヴァルマー [121]
Nijam G・シーターラーム [122]
2004 NaaniNaani ヴィジャイ(ヴィジュ)、ナーニ、ナーニの息子 [123]
Arjun アルジュン [119]
2005 Athadu ナンダ・ゴーパール(パルドゥ) [124]
2006 Pokiri パンドゥ、クリシュナ・マノーハル [117]
Sainikudu シッダールト [119][125]
2007 Athidhi アティディ [126][127]
2008 Jalsa ナレーター [128]
2010 Khaleja アッルーリ・シータラーマ・ラージュ [129][130]
2011 Dookudu G・アジャイ・クマール、バレリー・バーブ [131]
2012 Businessman ヴィジャイ・スーリヤ(スーリヤ・バーイー) [132]
2013 ジャスミンの花咲く家英語版 チンノドゥ [133]
バードシャー テルグの皇帝 ナレーター [134]
2014 1: Nenokkadine ガウタム [135]
Aagadu G・シャンカル [136]
2015 Srimanthudu ハルシャ・ヴァルダン 製作兼務 [137]
2016 Brahmotsavam アジャイ、チャンティバーブ [138]
Sri Sri ナレーター [139]
2017 Spyder シヴァ 多言語映画 [140]
2018 Bharat Ane Nenu バーラト・ラーム [141]
Manasuku Nachindi ナレーター [142]
2019 リシの旅路英語版 K・リシ・クマール [143]
2020 Sarileru Neekevvaru アジャイ・クリシュナ少佐 製作兼務 [144][145]
2022 Sarkaru Vaari Paata マヘーシュ(マーヒー) [146]
Acharya ナレーター [147]
Major 製作
多言語映画
[148]
2024 グントゥールの激辛男英語版 ボーギネーニ・ヴィーラ・ヴェンカタ・ラマナ [149]
ライオン・キング:ムファサ ムファサ テルグ語版吹替 [150]

私生活

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2005年2月10日に『Athadu』の共演者ナムラタ・シロドカールとマリオット・ホテルで結婚式を挙げ[151]、彼女との間に1男1女をもうけた[152][153]

トラブル

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2004年9月、『Arjun』のプロモーション活動でワランガルを訪問していたマヘーシュ・バーブは、20人前後のファンと共に同作の海賊版を売買していた2か所のビデオライブラリーを襲撃して店主を連れ去ったうえ暴行を加えたとして、3つの罪(不法侵入・器物損壊・誘拐)で起訴された[154]。彼は事件に対して「監視カメラの映像を確認すれば分かることですが、私は皆が暴力に訴えるのを止めようとしたんです。この事件で一番問題なのは、警察が間違った情報をもとに私を起訴したことではなく、海賊版を売買している人間を誰一人として起訴しようとしないことです」と反論したほか、事件を知った父クリシュナやチランジーヴィアッキネーニ・ナーガールジュナアッル・アラヴィンドダッグバーティ・スレーシュ・バーブ英語版がアーンドラ・プラデーシュ州首相Y・S・ラージャシェーカラ・レッディ英語版に対して海賊版対策を徹底するように訴えた[155]。また、同世代の俳優パワン・カリヤーン英語版もマヘーシュ・バーブの行為を支持した[156]。その後、2006年7月の最終審問を経て、マヘーシュ・バーブに無罪判決が言い渡された[157]

評価

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人物評

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マヘーシュ・バーブは複数のメディアから「トリウッドのスーパースター(Superstar of Tollywood)」「プリンス・マヘーシュ・バーブ(Prince Mahesh Babu)」と呼ばれており[158][159]、2022年にはGoogleで検索された南インド俳優の中で2番目の検索数を記録し[160]、2023年には6番目の検索数を記録した[161]。また、『ザ・タイムズ・オブ・インディア』の「インドで最も魅力的な男性ベスト50」で第12位(2010年)[162]、第5位(2011年)[163]、第2位(2012年)[164]、第1位(2013年)[165]、第6位(2014年)[166]、第6位(2015年)[167]、第7位(2016年)[168]、第6位(2017年)にランクインしている[169]。『フォーブス・インディア』の「セレブリティ100」では第31位(2012年、年収4億2250万ルピー)[170]、第54位(2013年、年収2億8960万ルピー)[171]、第30位(2014年、年収5億1000万ルピー)[172]、第36位(2015年、年収5億1000万ルピー)[173]、第31位(2017年、年収2億9000万ルピー)、第26位(2018年、年収3億330万ルピー)、第47位(2019年、年収3億ルピー)にランクインしている[174]

受賞歴

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部門 作品 結果 出典
フィルムフェア賞 南インド映画部門
2002年英語版 テルグ語映画部門主演男優賞 『Murari』 ノミネート [175]
2004年英語版 『Okkadu』 受賞 [25]
『Nijam』 ノミネート
2006年英語版 『Athadu』 [176]
2007年英語版 『Pokiri』 受賞 [39]
2011年英語版 『Dookudu』 [54]
2012年英語版 『Businessman』 ノミネート [59]
2014年英語版 『ジャスミンの花咲く家』 受賞 [66]
2015年英語版 『Srimanthudu』 [77]
2019年英語版 『Bharat Ane Nenu』 ノミネート [177]
2022年英語版 『Sarileru Neekevvaru』 [178]
2024年 テルグ語映画部門作品賞英語版 『Major』 [179]
南インド国際映画賞
2012年英語版 テルグ語映画部門主演男優賞 『Dookudu』 受賞 [55]
2013年英語版 『Businessman』 ノミネート [60]
2014年英語版 『ジャスミンの花咲く家』 受賞 [67]
2015年英語版 『1: Nenokkadine』 ノミネート [73]
2016年英語版 『Srimanthudu』 受賞 [180]
2019年英語版 『Bharat Ane Nenu』 ノミネート [181]
2021年英語版 『リシの旅路』 受賞 [182]
『Sarileru Neekevvaru』 ノミネート
2023年英語版 テルグ語映画部門作品賞 『Major』 [183]
IIFAウトサヴァム
2016年英語版 テルグ語映画部門主演男優賞英語版 『Srimanthudu』 受賞 [184]
ナンディ賞
1999年 新人男優賞 『Rajakumarudu』 受賞 [185]
2002年 審査員特別賞英語版 『Murari』
2003年 『Takkari Donga』
2004年 主演男優賞 『Nijam』 [28]
2005年 審査員特別賞 『Arjun』 [29]
2006年 主演男優賞 『Athadu』 [36]
2011年 『Dookudu』 [53]
2015年 大衆長編映画賞 『Srimanthudu』 [186]
主演男優賞
サントーシャム南インド映画賞
2004年 若手俳優賞 『Okkadu』 受賞 [187]
2007年 主演男優賞 『Pokiri』 [188]
2013年 『Businessman』 [189]
ジー・シネ・アワード・テルグ
2020年 ツイッター・スター賞 受賞 [190]
[191]
[192]
フェイバリット男優賞 『リシの旅路』 ノミネート
主演男優賞
CineMAA賞英語版
2004年 主演男優賞 『Okkadu』 受賞 [193]
2012年 『Dookudu』 [194]
2015年 審査員選出男優賞 『1: Nenokkadine』 [195]

出典

[編集]
  1. ^ “Is Mahesh Babu too expensive for Bollywood? Actor charges Rs 35 cr per film, has net worth of Rs 244 cr”. The Economic Times. (11 May 2022). https://economictimes.indiatimes.com/magazines/panache/is-mahesh-babu-too-expensive-for-bollywood-actor-charges-rs-35-cr-per-film-has-net-worth-of-rs-244-cr/articleshow/91498866.cms?from=mdr 2024年11月29日閲覧。 
  2. ^ K., Janani (25 April 2018). “Mahesh Babu, Prabhas, Allu Arjun: How much do Tollywood's highest-paid actors earn?” (英語). India Today. オリジナルの20 May 2018時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180520184110/https://www.indiatoday.in/movies/regional-cinema/story/salaries-of-telugu-top-actors-mahesh-babu-ram-charan-jr-ntr-prabhas-allu-arjun-1219752-2018-04-25 8 August 2020閲覧。 
  3. ^ 'Partners in love': Mahesh Babu's special anniversary wish for Namrata Shirodkar” (10 February 2024). 2024年11月29日閲覧。
  4. ^ “Mahesh Babu turns 42 and fans break the Internet to wish him well”. The Times of India. (9 August 2017). オリジナルの3 June 2018時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180603010605/https://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/telugu/movies/news/mahesh-babu-turns-42-and-fans-break-the-internet-to-wish-him/articleshow/59988625.cms 4 February 2018閲覧。 
  5. ^ “Asian Group and Mahesh Babu's 7-screen superplex 'AMB Cinemas' opens in Hyd”. thenewsminute.com. オリジナルの3 August 2020時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200803130341/https://www.thenewsminute.com/article/asian-group-and-mahesh-babu-s-7-screen-superplex-amb-cinemas-opens-hyd-92668 1 June 2020閲覧。 
  6. ^ a b Mahesh Babu”. Heal-a-Child. 6 December 2017時点のオリジナルよりアーカイブ4 February 2018閲覧。
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外部リンク

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