マリンメッセ福岡
マリンメッセ福岡 マリンメッセ福岡A館 MARINE MESSE FUKUOKA | |
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施設情報 | |
正式名称 | マリンメッセ福岡[1] |
用途 | 多目的ホール、体育館 |
収容人数 | 最大15,000人(コンサート時:最大13,000人)[2] |
設計者 | 日本設計 |
施工 | 大林組・飛島建設・鴻池組・青木建設・松村組・松本組・橋詰工務店 |
事業主体 | 福岡市 |
管理運営 | 一般財団法人福岡コンベンションセンター[3] |
構造形式 | 鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄骨造 |
敷地面積 | 28,198 m2 |
建築面積 | 19,628 m2 |
延床面積 | 40,631 m2 |
階数 | 地上4階・地下2階 |
高さ | 30m |
竣工 | 1995年4月 |
所在地 |
〒812-0031 福岡県福岡市博多区沖浜町7番1号 |
位置 | 北緯33度36分26.4秒 東経130度24分7.9秒 / 北緯33.607333度 東経130.402194度座標: 北緯33度36分26.4秒 東経130度24分7.9秒 / 北緯33.607333度 東経130.402194度 |
マリンメッセ福岡(マリンメッセふくおか)は、福岡県福岡市博多区沖浜町にある福岡市立のコンサートホール・コンベンションセンター。一般財団法人福岡コンベンションセンターが指定管理者として運営している。2019年10月1日に「マリンメッセ福岡」は「マリンメッセ福岡A館」に改称し、2021年4月に「マリンメッセ福岡B館」が開館した。
マリンメッセ福岡B館 | |
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施設情報 | |
用途 | 多目的ホール |
設計者 | 久米設計 |
施工 | 前田建設工業九州支店、九電工、大和リース福岡支社、旭工務店、占部建設、才田組 |
事業主体 | 福岡市 |
管理運営 | 一般財団法人福岡コンベンションセンター[3] |
構造形式 | 鉄骨造 |
敷地面積 | 約17,600 m2 |
建築面積 | 約9,600 m2 |
延床面積 | 約11,300 m2 |
階数 | 地上2階 |
概要
[編集]1994年8月に供用が開始された。福岡県内、ひいては九州地区でも最大規模のアリーナ施設である(A館:アリーナ面積約8,000m2)。
ディズニー・オン・アイス福岡公演の会場や、多くのアーティストの福岡公演の会場としても使用されている。
近隣には、博多港国際ターミナル(釜山航路が発着)、中央ふ頭クルーズセンター(国際クルーズ客船などが発着)、博多埠頭(離島航路が発着)のほか、福岡国際会議場、福岡国際センター、福岡サンパレス、少し離れて福岡競艇場などの施設が集まっている。
2019年10月1日、旧「マリンメッセ福岡」の名称が「マリンメッセ福岡A館」に変更された[4]。これは福岡市のMICE機能強化政策の一環として第2期展示場と立体駐車場が建設されることに伴うものであるが、施設ホームページなどでは第2期展示場が開館するまでは従来通り「マリンメッセ福岡」の名称が使用される。なお、第2期展示場は「マリンメッセ福岡B館」の名称で旧駐車場の敷地に2021年4月に開館した[5]。
来歴
[編集]1994年8月に現在のA館が供用開始された。
2001年には、世界135の国と地域から1,000人を超える選手が出場した「第9回世界水泳選手権福岡2001」の中心会場となった。アリーナには期間限定で、ヤマハ発動機製の仮設50mプールが設けられた[6]。なお、2023年の大会開催時にも同様にミルタプール製の仮設プールが使用されている[7]。
2004年にはとびうめ国文祭の開会式・オープニングフェスティバルが行われる。
1997年(2001年を除く)から2018年までは毎年7月下旬に福岡市で開催される金鷲旗高校柔道大会及び玉竜旗高校剣道大会の会場としても使われていた。
2006年7月30日には越本隆志のWBC世界フェザー級王座防衛戦が行われた。
2013年12月5日から8日にはISUグランプリファイナルが開催された[8]。
2019年10月1日に「マリンメッセ福岡」を「マリンメッセ福岡A館」と改称。また、同日から6日にかけては、2019年ワールドカップバレーボールの男子の一部の試合が開催される。
2020年5月には立体駐車場が供用開始し、さらに2021年4月には第2期展示場「マリンメッセ福岡B館」が供用を開始[9]。
施設
[編集]A館
[編集]1994年8月に「マリンメッセ福岡」として開館し、2019年10月1日に第2期展示場(B館)・立体駐車場の建設に伴って「マリンメッセ福岡A館」と改称した。 地下2階、地上4階建て。
B館
[編集]2021年4月開館[9]。地上2階建て。以前は同地に平面駐車場が存在していた。
- 敷地面積:約17,600m2
- 建築面積:約9,600m2(うち大屋根 約1,000m2)
- 延床面積:約11,3002(うち大屋根 約1,000m2)
立体駐車場
[編集]福岡国際会議場横の平面駐車場を建て替え、2020年5月に供用開始[9]。地上5階建て。
- 敷地面積:約8,000m2
- 建築面積:約3,700m2
- 延床面積:約18,400m2
交通アクセス
[編集]- 徒歩・鉄道
マリンメッセ福岡は各鉄道駅とはやや離れており、アーティストによるコンサート時などにおいては、特に終演後はバスやタクシー乗り場が混雑する。そのため、施設運営側は「歩いて帰ろう」というキャッチコピーのもと、施設内の看板やホームページなどで利用客に中洲川端駅・呉服町駅・天神地区・博多駅まで徒歩で移動するよう促している[11]。以下は各駅までの徒歩での所要時間。
- 呉服町駅(福岡市地下鉄箱崎線。マリンメッセ福岡の最寄駅) - 約15分
- 中洲川端駅(地下鉄箱崎線・空港線) - 約18分
- 天神駅(地下鉄空港線)、天神南駅(地下鉄七隈線)、西鉄福岡(天神)駅(西日本鉄道天神大牟田線) - 約25分
- 博多駅(地下鉄空港線・JR九州線・JR西日本線) - 約30分
- バス
以下のバスはすべて西鉄バスが運行している。
- 博多駅地区から
- 「博多駅西日本シティ銀行前」Fのりばから88番・BRT(中央埠頭行)に乗車し、「マリンメッセ前」で下車(約15分)
- 天神地区から
- 「天神ソラリアステージ前」2Aのりばから80番・BRT(中央埠頭、クルーズセンター行)に乗車し、「マリンメッセ前」で下車(約12分)
- 呉服町地区から
- 「呉服町(都市高速・蔵本方面)」Kのりばから88番・BRT(中央埠頭行)に乗車し、「マリンメッセ前」で下車(約10分)
以上の路線のほかにも、イベント時には博多・天神方面とマリンメッセ福岡を結ぶ臨時便が運行されることがある[12]。
- 車
脚注
[編集]- ^ 福岡市コンベンション施設条例
- ^ “【Marine Messe Fukuoka】FUKUOKA CONVENTION CENTER”. Marinemesse.or.jp. 2018年5月21日閲覧。
- ^ a b 福岡市指定管理者制度を導入している公の施設の指定の概況
- ^ “施設名変更のお知らせ マリンメッセ福岡が「マリンメッセ福岡A館」に変わります!”. 福岡コンベンションセンター (2019年9月26日). 2019年10月1日閲覧。
- ^ “福岡市新展示場、整備業者決定 マリンメッセと屋根で連結”. 西日本新聞 (2018年9月23日). 2019年10月1日閲覧。
- ^ “第9回世界水泳大会福岡2001 プール導入事例”. ヤマハ. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “WINNING IN THE POOL”. ミルタプール. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “時事ドットコム:13年GPファイナル、福岡で開催=フィギュアスケート”. 時事ドットコム (時事通信社). (2012年9月19日) 2012年9月19日閲覧。
- ^ a b c “第2期展示場等整備事業の落札者を決定しました!”. 福岡市 (2018年9月22日). 2019年10月1日閲覧。
- ^ マリンメッセ福岡1階平面図
- ^ “歩いて帰ろう!”. マリンメッセ福岡. 2023年1月3日閲覧。
- ^ “臨時バス情報”. 西鉄グループ. 2023年1月3日閲覧。