国立チュルリョーニス美術館
表示
国立チュルリョーニス美術館(正式名称: 国立ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス美術館、リトアニア語: Nacionalinis Mikalojaus Konstantino Čiurlionio dailės muziejus、略称: NČDM)は、リトアニア・カウナスにある美術館。主に、画家で作曲家のミカロユス・チュルリョーニス(1875年 - 1911年)の作品が展示されている。
1921年に設立され、1925年に一時的にギャラリーをオープンした。1936年にヴィータウタス大公文化博物館に名称変更し、1944年から現在の名称となった。1969年には増築が行われている[1]。
チュルリョーニスの作品や関連する収集品のほか、17世紀から20世紀のリトアニアの民俗芸術作品や、さらにはエジプトの美術作品、貨幣も展示されている。また分館として以下の施設を抱えている[1]。
- ミーコラス・ジリンスカス美術館
- カウナス絵画ギャラリー
- 旧リトアニア共和国大統領官邸
- 陶器博物館
- 悪魔博物館
- ミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス記念美術館
- アンタナス・ジュムジナヴィチュース記念美術館
- ガラウネ一家邸宅
- リウダス・トルイキース・マリヨナス・ラカウスカイテ記念博物館
- ヴィータウタス・カジミエラス・ヨニーナス・ギャラリー
国立チュルリョーニス美術館は、国際展覧会のほか、講義、コンサート、会議、子ども向けの特別教育活動なども支援している。
なお、国立チュルリョーニス美術館と同じ建物には別の博物館も入っている(ヴィータウタス大公戦争博物館)。
脚注
[編集]- ^ a b “Mikalojus Konstantinas Čiurlionis National Art Museum”. Lithuanian Museum Association. 2008年12月27日閲覧。