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MiG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミグ設計局から転送)
公共株式会社「ロシア航空機製作会社『MiG』」
Публичное акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация „МиГ“»
種類 公共株式会社
略称 RSK MiG
MiG
本社所在地 ロシアの旗 ロシア
モスクワ
設立 1939年
業種 輸送用機器
事業内容 戦闘機
主要株主 統一航空機製造会社
関係する人物 アルチョーム・ミコイァーン
ミハイール・グリェーヴィチ
外部リンク http://www.migavia.ru/
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公共株式会社「ロシア航空機製作会社『MiG』」ロシア語: Публичное акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация „МиГ“» ラスィーイスカヤ・サマリョタストライーチェリナヤ・カルパラーツィヤ・ミーク)は、ロシア連邦航空機設計企業公開会社)である。略称RSK "MiG"РСК „МиГ“)。旧称は公開株式会社「ロシア航空機製作会社『MiG』」ロシア語: Открытое акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация „МиГ“»)で、2014年の法改正[1]を受けて公開株式会社から公共株式会社に移行し、現在の名称になっている。

ソ連時代のA・I・ミコヤーンとM・I・グレーヴィチ記念設計局 (ОКБ и.м. А.И.Микояна и М.И.Гуревича) が母体となっており、一般に「ミグ」と略称される。日本語表記としては「ミグ」「MiG」「ミコヤン」「ミコヤン・グレヴィッチ」「ミコヤン・グレビッチ」などが使われる。このページでは「ミグ」に統一している。

歴史

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ミグ設計局は、アルメニア人アルチョーム・イヴァーノヴィチ・ミコヤーンАртём Иванович Микоян)とユダヤ系ロシア人ミハイール・イォーシフォヴィチ・グレーヴィチМихаил Иосифович Гуревич)によって、1939年モスクワに開局された。第二次世界大戦以降、戦闘機を中心に数多くの航空機を生み出してきた。

また1946年からはミサイルの研究開発も行っていたが、この部門は1957年3月に分離され、2014年現在ではラドゥガ国家機械製造設計局となっている。

1996年から民営化され、ロシア航空機会社ミグ (RAC MiG) となったが、名称はたびたび変更され、現在はロシア航空機製作会社『MiG』 (Российская Самолетостороительная Корпорация)、略称RSK-MiG (РСК «МиГ») となっている。

2016年4月にはソコル航空機工場ロシア語版がMiGの傘下に入る予定である[2]

アルチョーム・イヴァーノヴィチ・ミコヤーンの兄はソ連の副首相や最高会議幹部会議長国家元首)も務めたアナスタース・イヴァーノヴィチ・ミコヤーン

2017年6月、統一航空機製造会社(OAK/UAC)がミグとスホーイ2019年内に合併・統合すると発表した[3]

機種

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開発・計画中

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主な試作機

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ミグ設計局が試作機に用いた記号は時期によって異なり、一定数使われたプレフィックスとしては「戦闘機(ロシア語: Истребительイストレビーチェリ)」を意味する頭文字「IИ)」、「実験(ロシア語: Експериментальный イェクスペリメンタルヌィ)」を意味する頭文字「YeЕ)」などがある[4]。中にはMiG-29の原型機「9」のように記号を持たない試作機もあるが、これらの数字は設計局内で使われる「製品番号」に基づいており、例えば「9」ならば「製品 9 (Изделие 9)」「計画 9 (Проект 9)」とも呼ばれる。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 連邦法2014年5月5日付№99-FZ (Федеральный закон от 5 мая 2014 г. N 99-ФЗ) (ロシア語)
  2. ^ Слияние нижегородского авиазавода "Сокол" с корпорацией "МиГ" произойдет в апреле
  3. ^ ミグとスホーイ合併へ 旧ソ連機の代名詞と現ロシア主力機メーカー ブランドは存続か
  4. ^ エフィーム・ゴードン、ビル・スィートマン 著、桂令夫  訳『ソビエトXプレーン』松代守弘 監修、光栄、2001年、8頁。ISBN 978-4877198541 

外部リンク

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