ミッチ・ペイジ
"ミーン"・ミッチ・ペイジ("Mean" Mitch Page)は、アメリカ合衆国ケンタッキー州出身の元プロレスラー。その経歴のほぼ全部を通してIWAミッドサウスのマットを舞台に活動した[1]。
来歴
[編集]イアン・ロッテンからの訓練を経て、プロレスラーとしてのデビューを1998年に行い、さっそくIWAミッドサウスのマットを舞台に活動し始めた[1]。2000年にはコンバット・ゾーン・レスリングのマットに参戦したうえで、マッドマン・ポンドを相手にホッチキスを用いたデスマッチを敢行[1]。この年には自身初のタイトルとなったIWAミッドサウスのヘビー級王座を獲得し、その翌2001年にはこの王座を再び獲得するに至っている[2]。
KOTDM:参戦
[編集]2001年に至って、IWAミッドサウスの『デスマッチの祭典』―キング・オブ・ザ・デスマッチ(KOTDM)へと初参戦。[1] さっそくアクセル・ロッテンやコーポラル・ロビンソンを下して決勝にまで進出するも、その決勝戦で師のイアン・ロッテンに下され敗退。[3] 続けて2002年にも参戦し、1回戦を勝ち進むも、2回戦目の観客持参凶器デスマッチでネクロ・ブッチャーに下され敗退[4]。この年にはローリン・ハードと組んでIWAミッドサウスのタッグ王座を幾度も獲得[5]。その翌2003年にも参戦を行い、1回戦を勝ち進むも、有刺鉄線と蛍光灯を用いた2回戦目の試合でニック・ゲージに敗れ去った[6]。
KOTDM:制覇
[編集]2004年度大会を欠場したのちに迎えた2005年度大会では、2回戦を勝ち抜くも、3回戦目で戦ったJCベイリー相手の観客持参凶器デスマッチで敗退[7]。そして自身5回目の参戦となった2006年度大会にあって、有刺鉄線とタバスコと塩とレモンとを用いた1回戦を制し、続けて蛍光灯とヒルを用いた2回戦を制する。やがて有刺鉄線とロブスターを用いた3回戦目のデスマッチでJCベイリーを下し、久々の決勝進出へ。4名でのバトルロイヤルとなったその決勝戦において、対戦相手のトビー・クライン、ブレイン・ダメージ、ディスファンクションをことごとく破り、ついにこの大会の覇者の座へと君臨したのであった[8]。
KOTDM:終幕
[編集]かくして王者としての凱旋となったKOTDMの2007年―ちょうど10周年目であったこの年の大会にも参戦し、ローリン・ハードと組んだうえで、吹本賢児∽ディレンジド組とインサーン・レーン∽ダニー・ハボック組とのバトルロイヤルを戦うも、1回戦目であったこの試合をもって敗退。これを最後にプロレスラーを廃業した[9]。
出典
[編集]- ^ a b c d オンライン・ワールド・オブ・レスリング:ミッチ・ペイジ
- ^ IWAミッドサウス・ヘビー級王座の歴史
- ^ オンライン・ワールド・オブ・レスリング:IWAミッドサウス(2001年)
- ^ オンライン・ワールド・オブ・レスリング:IWAミッドサウス(2002年)
- ^ IWAミッドサウス・タッグ王座の歴史
- ^ オンライン・ワールド・オブ・レスリング:IWAミッドサウス(2003年)
- ^ オンライン・ワールド・オブ・レスリング:IWAミッドサウス(2005年)
- ^ オンライン・ワールド・オブ・レスリング:IWAミッドサウス(2006年)
- ^ オンライン・ワールド・オブ・レスリング:IWAミッドサウス(2007年)